軽貨物事業を開業するために必要なことは?時間や費用についても解説。

2022.04.20配送コラム

軽貨物事業を開業するために必要なことは?時間や費用についても解説。

今や、軽貨物事業は個人事業主やフリーランスにとっても人気の職業となっています。
自分の都合のいい時間に、自分の働きたい時間だけ働くことができるので非常に働きやすい職種ということで注目を集めているのです。
ただ、ひとことに軽貨物事業といっても運送会社に社員として所属して業務をする場合もありますし、自身で法人として運送会社を立ち上げて業務をおこなうなどさまざまです。

本記事では、そのなかでも個人事業として軽貨物事業を開業するために必要なことについて紹介していきます。
時間や費用についても詳しく解説していきますので最後までぜひ、ご覧ください。

・軽貨物事業の開業に必要な手続きは?
・開業に必要な時間は?
・開業手続きに必要な費用は?
・軽貨物事業をおこなう際に準備しなければならないものは?

軽貨物事業の開業に必要な手続きは?

個人事業主として軽貨物事業を開業するためには、いくつかの手続きが必要になってきます。
こちらでは、そんな開業に必要な手続きについて詳しく見ていきます。

個人事業主としての開業手続き

こちらの手続きについてはご存知の方も多いかと思います。
この手続きは各自治体の税務署へ個人事業主の開業届の書類を提出する作業になります。

なお、こちらの書類については実際に事業を開業してから約1ヶ月以内に提出する必要がありますので、提出漏れのないように注意しましょう。

軽貨物事業者としての登録手続き

軽貨物事業を開業するためには、事業に使用する軽車両を管轄の運輸支局に書類を提出して届出をする必要があります。

また、他にも軽貨物事業における運送の料金設定表や車検証のコピーなど車両や事業に関するさまざまな種類の書類を提出する必要があるので必ず、漏れのないように提出するようにしましょう。

開業に必要な時間は?

それでは実際に、軽貨物事業を開業するのにはどれくらいの時間がかかるのでしょうか?
特に書類に不備もなく、車両の登録手続きなど滞りなく完了した場合には最短で1日あれば開業することが可能となっています。

ただ、こちらの日数はあくまでも何の不備もなく最短で完了した場合の日数になりますので出来る限り、余裕を持って手続きを進めておくことをおすすめします。

開業手続きに必要な費用は?

個人事業主としての軽貨物事業の開業自体の手続きには費用は一切、かかりません。

しかしながら、軽貨物事業として業務をおこなう車両には専用の黒ナンバーを設置する必要があるので、そちらの交付のための費用は約1500円ほどかかってきます。

軽貨物事業をおこなう際に準備しなければならないものは?

ここまでで軽貨物事業を開業するための手続きの方法については、お分かり頂けたかと思います。
ここからは実際に、軽貨物事業をおこなっていくうえで必要になってくるのものについて詳しく見ていきましょう。

なお、軽貨物事業をおこなっていくうえで最低限、必要になってくるのが下記のようなものとなっています。

•運転免許証
•事業に使用する軽車両
•駐車場
•事業所
•各種保険

ほとんど当たり前であると考える方が多いかと思いますが、抜けがある場合もあるので再度、チェックしてみるといいかもしれません。

運転免許証や実際に使用する車両の用意はもちろんのこと、拠点となる事業所や車両を停める駐車場についても必要になってきますので必ず、すべての項目について用意をするようにしましょう。

本記事では、軽貨物事業を開業するために必要なことについてまとめました。

個人事業主として誰でも簡単におこなうことができるとはいえ、軽貨物事業に関してはさまざまな準備も必要になってきます。
ぜひ、皆さんも本記事を参考に確実で無駄のない軽貨物事業の開業のための準備を進めてみてはいかがでしょうか。