軽貨物ドライバーの1日の流れ~企業便・スポット便編~

2022.07.25配送コラム

軽貨物ドライバーの1日の流れ~企業便・スポット便編~

新型コロナウイルス感染拡大の影響でネットショッピング利用が増加し、荷物量も増えたことによって軽貨物事業参入者も増加しています。

軽貨物ドライバーも増え始めたとはいえ、まだまだ、軽貨物事業がどのような仕事内容なのか知らない人も多いのではないでしょうか?

そこで、この記事では、軽貨物ドライバーの1日の流れについてご紹介します。
企業便・スポット便編ということで紹介していますので、軽貨物ドライバーの仕事内容について気になる人はぜひ、ご参考にしてください。

・企業便ドライバーの1日
・スポット便は企業便の業務に組み込む

企業便ドライバーの1日

軽貨物事業の企業便ドライバーの1日の流れは、どのようになっているのでしょうか?

荷物の積み込み

軽貨物ドライバーは、朝1番で荷物の積み込みをしなければ業務は始まりません。
企業便の場合、企業の指定した時間や、企業の営業時間内に配送を済ませなければならないため朝の業務は8時スタートなど少し早めです。

しかし、そのぶん、夜遅くまで配送をおこなわなければならないケースはほとんどありません。

配送業務

荷物の積み込みが完了したら、配送業務スタートです。
企業便は決められたルートでの配送となるため、比較的すぐにルートを覚えられます。

午前中の配送が終了すると休憩と同時に一旦、荷物センターへ荷物の積み込みに戻ります。
そして、休憩と積み込みを終えたら午後の配送業務スタートです。

業務終了

すべての荷物の配送が完了したら、1日の配送業務は終了です。

運送会社に所属しているトラックドライバーの場合は営業所に帰社しなければなりませんが、軽貨物ドライバーはほとんどの場合、自営業になるため業務が終了してしまえば直帰することが可能です。

スポット便は企業便の業務に組み込む

1日の荷物が少なく、配送がスムーズにおこなえた際、場合によっては午前中のうちにほとんどの荷物の配送が完了してしまうこともあります。
その場合、企業便の1日の配送スケジュールのなかにスポット便を組み込む軽貨物ドライバーもいます。

スポット便は、単発で配送案件を依頼できる軽貨物配送です。
企業便のように決まった時間・決まった荷物量というわけではありません。

スポット便は基本的に不定期配送になるので、緊急時に利用することが多いです。
そのため1日のなかで突然、配送依頼が入ることがほとんどです。

軽貨物ドライバーはほとんどの場合、自営業なので荷物を配送したぶんしか報酬はもらえません。

そのため、1日の配送スケジュールが空いてしまうと報酬も少なくなってしまいます。
その場合、企業便配送の合間にスポット便配送案件を組み込んで業務をおこなっていきます。

1日のうちでスポット便がまったく入らないときもありますが、スポット便は自身の都合に合わせて案件を受注できるので、その日の配送状況に合わせてスケジュールを組むことが可能です。

企業便の配送荷物が少ないからといってマイペースな配送をし過ぎてしまうと、いざスポット便の案件が入ってきたときに受注できない可能性があります。

そのため、どれだけ荷物量が少ない場合でも1日の配送スケジュールを明確に立てて、計画的な配送を目指すようにしてみてください。