ルート便は配送形態の一つで、主に企業から企業への荷物を配送する仕事です。毎日がバラバラの場所へ荷物を配送するのではなく、決まったルートへの配送を定期的に行います。

企業便と違うのは、荷物は混載しているケースが多くエリアごと仕事の依頼を請けます。代表的なのがコンビニエンスストアや周辺の個人店を含むエリア内への荷物の配送業務です。

毎日同じお店に配送するとしても配送する荷物が違うケースも多々あります。食品もそうですが書籍や雑誌や衣類や生活雑貨など多種多様です。

個人の軽貨物事業者でもルート配送を請け負っている方は多く非常に人気が高い仕事です。ここではルート便の魅力について紹介していきます。

魅力① エリアごとの仕事を受注できる

ルート便の魅力の一つは何といってもエリア丸ごとの仕事を受注できる点です。同じエリアに点在するコンビニエンスストアや量販店などを一手に引き受けられる可能性があります。

同じエリアの仕事を得られるので、配送する際に無駄がないのが魅力です。お店の方や同業者とも仲良くなれるので、次の仕事の確保などもしやすくなります。

魅力② 一定の仕事量の確保ができる

エリアご周辺の仕事を受注できる可能性が高いため、一定の仕事量の確保が一度にできるのも魅力です。エリア内に同系列のコンビニエンスストアやショップがあればあるほど仕事量が増えます。

一度に多くの配送先を手に入れるチャンスが大きいので、軽貨物を始めたいと考えている方にとってもメリットが大きい仕事です。

魅力③ 収入が安定し見通しが立つ

仕事をする上で最も重要なのが収入の安定です。せっかく軽貨物事業をスタートしても仕事量の確保ができなければ収入にもばらつきが出てしまいます。

経費もかかりますし生活費の捻出も難しくなってしまうかもしれません。こうした理由で軽貨物を始める方にとっても、ルート便はメリットが大きい仕事の形態なのです。

ルート便の経験者なら誰もが配送ルートの最適化が生産性の向上に結び付く事は理解しているものです。同じエリアだからといって、行きたいところから配送していては時間がムダになります。

そこで行うのが配送ルートの最適化です。ほとんどのドライバーが行っているのが遠くから近くへ向かって配送するやり方です。なぜ？と思う方もいるかもしれません。

ですが最初に一番遠くに配送して手前に戻ってくるルートの方が、仕事が終わってからの危険回避がしやすいのです。近場から回って疲れて長距離を運転中に事故を起こす危険も回避できます。

また、生産性を向上するためにも誤配を可能な限り0にするのも必要です。伝票のチェックと個数、商品を必ず確認する事も重要ですね。