<退職代行>で退職する時代に ドライバー離職率を下げる5つの工夫を実例で解説

2025.06.19配送コラム

<退職代行>で退職する時代に ドライバー離職率を下げる5つの工夫を実例で解説

近年、「退職代行」を利用して突然仕事を辞める若者が増えています。特に東京のような都市部では、軽貨物ドライバーを含む業務委託型の働き方においても“いきなり音信不通”という事例は少なくありません。

本記事では、軽貨物配送業界でドライバー離職率を下げるための実例と、当社が実施している起業支援・継続支援について紹介します。

・退職代行時代の背景と課題
・軽貨物ドライバー離職防止の具体策
・今後の軽貨物業界に求められる視点

退職代行時代の背景と課題

2025年6月の調査によると、大企業の15.7%が退職代行を利用した退職を経験しており、20代・30代の若年層が中心となっています。心理的ハードルが下がったことで、連絡をせずに離職する人も現れ、業務への影響や管理コストの増大が問題視されています。

軽貨物配送業界では業務委託契約が主流のため、「正社員でないからこそ起きる突然の離脱」が大きな課題です。では、どうすればドライバーの離職を防ぎ、経営を安定させられるのでしょうか?

軽貨物ドライバー離職防止の具体策

当社ハウンドジャパン(東京・神奈川・千葉・埼玉で展開)では、軽貨物ドライバーが長く安心して働けるよう、以下のような取り組みを行っています。

① 契約前の“起業支援型面談”

業務委託契約を単なる雇用ではなく「起業の第一歩」と位置づけ、契約前に個人事業主としてのマインドセットや将来設計をサポート。自分のビジネスとして配送に取り組む意識を醸成しています。

② 柔軟な案件選定とマッチング制度

ドライバーの希望をヒアリングし、東京エリアを中心に「エリア」「勤務日数」「報酬バランス」を見える化した上でマッチングを実施。希望に沿った働き方ができるよう支援しています。

③ 専属担当制での定期フォロー

各ドライバーに担当者を設け、月1回の面談で現状の課題や将来の目標を共有。LINEや電話でのサポートも常時可能にし、孤立を防いでいます。

④ クラウド契約システムの導入

業務内容・契約条件を明文化し、クラウドサインによるオンライン契約を導入。トラブルを未然に防ぎ、ドライバーの信頼と安心を高めています。

今後の軽貨物業界に求められる視点

「辞められない環境」ではなく、「辞めたくないと思われる関係性」こそが、これからの軽貨物経営に求められます。

軽貨物ドライバーが将来的に経営者となるビジョンを持てるよう、法人化支援やチーム運営の仕組みづくりも当社では展開中です。軽貨物配送を単なる仕事ではなく“起業支援の入り口”として捉えることで、継続率の高いビジネスパートナーが増えています。

ハウンドジャパンでは、東京を中心に軽貨物ドライバーを募集中。
「安定して働きたい」「将来は独立したい」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
ドライバー応募・お問い合わせはこちら