大手物流の赤字時代に勝ち残るには?今、軽貨物が選ばれる理由

2025.07.30配送コラム

大手物流の赤字時代に勝ち残るには?今、軽貨物が選ばれる理由

【ヤマトHD赤字決算から読み解く】軽貨物配送の10年と、これからの10年

2025年7月、ヤマトホールディングス(HD)は2025年4〜6月期で3年連続の最終赤字を発表しました。
営業収益は増加したものの、人件費や設備投資の負担が重く、54億円の赤字。
10月からは宅急便の平均運賃を3.5%値上げするという発表もなされ、物流業界は大きな転換点に差し掛かっています。

一方、私たちが携わる軽貨物配送業は、こうした変化の中で重要性が年々高まっています。
今回は、ヤマトHDの動向を踏まえ、軽貨物業界の過去10年と今後10年の変化を紐解きます。

ヤマトを支えてきた「軽貨物」という存在

2010年代後半、EC市場の急成長によりヤマト運輸は業務量の急増に直面。
この時期から軽貨物配送ドライバーの業務委託活用が本格化し、ラストワンマイルの主力となっていきました。

特に2020年のコロナ禍以降は、小回りが利く軽貨物の機動力が重宝され、ヤマトHDを陰で支える重要なインフラとして成長してきたのです。

現在:人件費上昇と「値上げ」依存体質の限界

今回の赤字の背景には、社員の人件費負担増とネットワーク再編コストがあります。
再三の値上げが発表される一方、荷主企業にとっては価格転嫁の限界も浮き彫りに。

その点、軽貨物配送業者は業務委託モデルにより、柔軟かつ低コストでの運用が可能です。
必要なときに必要な分だけ稼働できる体制が、今、多くの企業に選ばれています。

今後10年:軽貨物が主役になる時代へ

物流業界は今後、「中央集権型」から「地域分散型」へと再構築されていきます。

AIルート管理の導入
契約業務の電子化
・副業や兼業ドライバーの増加

こうした変化に適応できるのが軽貨物配送の最大の強みです。
企業間配送、医療・食品・精密機器など多様な業界でも軽貨物の活用が進んでおり、今後の成長領域として注目されています。

ハウンドジャパンが支援する「新時代の物流網」

ハウンドジャパンでは、神奈川・東京を中心とした軽貨物ドライバーの育成・契約支援を行っています。

【企業様向け】
定期便・スポット便・ルート便など柔軟な配送体制
・電子契約(クラウドサイン)による迅速な業務スタート

【ドライバー向け】
・起業支援や開業届提出も無料サポート
・車両レンタル・保険加入も一括対応

人材と仕組みの両面から、新しい物流網をともに築いていきます。

まとめ:赤字が示す物流の転換点

ヤマトHDの赤字は、大手物流会社にとっての「限界のサイン」。

一方、軽貨物配送業は今まさに、分散型物流の主役としての役割を担いつつあります。
荷主様にとっても、コスト面・スピード面で合理的な選択肢となりうるのです。

✅ 配送コストを見直したい企業様
✅ 自社物流の柔軟化を検討中の方
✅ 新規事業として軽貨物を検討中の経営者様

ぜひ一度、私たちハウンドジャパンにご相談ください。

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