宅配便50億個の時代、 首都圏の小口配送は どう変わるか

2026.10.30配送コラム

宅配便50億個の時代、 首都圏の小口配送は どう変わるか

DATA COLUMN / 首都圏の荷主様へ

宅配便50億個の時代、
首都圏の小口配送は
どう変わるか

取扱個数、再配達率、受取方法の広がり。
最新の公表データから、荷物を送る側が
いま考えたいことを整理しました。

ネット通販の広がりとともに、宅配便の取扱個数は年間約50億個(令和6年度)に達しました。経済産業省の調査では、令和6年度のEC市場は全体で26.1兆円規模、物販系分野で15.2兆円規模とされています。

荷物の量が増え続ける一方で、運ぶ人の不足も深刻になっています。この変化は、企業や店舗が荷物を送る側の私たちにも、無関係ではありません。

 

01 まず押さえたい、3つの数字

約50億個宅配便の取扱個数(令和6年度・国土交通省)

26.1兆円EC市場の規模(令和6年度・経済産業省)

約7.6%宅配便の再配達率(令和8年4月・国土交通省)

02 再配達率は、エリアで差がある

国土交通省が令和8年7月に公表した調査では、令和8年4月の宅配便の再配達率は約7.6%でした。令和7年10月の約8.3%から0.7ポイント減っています。ただし、エリア別に見ると差があります。

エリア別の再配達率(令和8年4月)

都市部8.5%

都市部近郊7.2%

地方6.0%

都市部は、地方より2.5ポイント高い結果でした。人の出入りが多く、受け取る側の在宅状況も読みにくい都市部では、「届けたのに受け取れない」が起きやすいと考えられます

。東京・神奈川のような首都圏で小口の荷物を扱う荷主にとって、無視できない数字です。なお、この数字は大手宅配事業者の宅配便を対象とした調査で、軽貨物の配送そのものの再配達率ではありません。

 

03 「受け取り方」も変わり始めている

同じ調査では、宅配ボックスや置き配などの多様な受取方法の利用率(非対面配達率)が、令和8年4月に約31.0%となり、令和7年10月の29.9%から1.1ポイント増えたことも示されています。

政府の「総合物流施策大綱」は、2030年度までにこの利用率を50%程度にする目標を掲げています(令和7年2月は25.6%)。受け取り方の選択肢が広がるほど、「いつ、どこに、どう届けるか」を設計する側の工夫が問われます。

 

POINT

宅配便は年間約50億個。荷物の量は増え、運ぶ人は足りない。
再配達率は都市部8.5%、地方6.0%。都市部ほど「届けて終わり」にならない。
受取方法の多様化は進行中。届け方の設計が、荷主側の差になる。

04 首都圏の荷主が考えたいこと

宅配便の数字は、荷主が自社の小口配送を見直すヒントにもなります。ハウンドジャパンの見積依頼フォームでは、定期かスポットか、曜日や時間帯の目安、着車場所、荷物の種類、付帯作業の有無などを伝えていただくことで、条件に合わせた配送を相談できます。

毎週決まった曜日に届けたい、急な欠品分だけ当日に運びたい、荷物の受け渡しの際に検品もお願いしたい。そんな小口・多頻度の配送に、機動力のある軽貨物は向いていると私たちは考えています。

 

まとめ:数字を、配送の見直しにつなげる

荷物が増え、受け取り方も変わっていく時代です。「いつも頼んでいる方法のままでいいのか」を、一度数字から見直してみてください。

神奈川・東京を中心とした小口配送のご相談は、見積依頼フォームからお気軽にどうぞ。

 

※宅配便取扱個数・EC市場規模は、国土交通省報道発表資料「令和7年10月の宅配便の再配達率は約8.3%」(令和7年12月26日)に記載の数値(国土交通省「令和6年度宅配便・メール便取扱実績」、経済産業省「令和6年度電子商取引に関する市場調査」)によります。再配達率・受取方法の利用率は、国土交通省報道発表資料「宅配便の多様な受取方法の利用率は約31.0%」(令和8年7月10日)によります。再配達率は、宅配に関わる大手事業者6社ベースの数値です。

 

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