軽貨物の定期便利用におすすめの方と相場料金
- 2022.05.18配送コラム
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軽貨物の定期便利用におすすめの方と相場料金
業務を行う上で荷物のやりとりをする場合に宅配業者を利用します。宅配業者は非常に便利ですが、毎週、または毎月一定量の荷物の配送を行うと、配送コストがバカになりません。
配送コストを少しでも抑えたいのなら、軽貨物の定期便の活用を検討してはいかがでしょうか。この記事では、軽貨物の定期便を利用するメリットをご紹介します。
・軽貨物の定期便とは
・軽貨物の定期便を利用するメリット
・軽貨物の定期便の利用はこんな方におすすめ
・軽貨物の定期便の料金相場軽貨物の定期便とは
毎週・毎月決まった配送が必要な場合、その都度宅配業者に配送を依頼するのは手間がかかります。大量に配送する荷物があるなら自社配送を検討するのもおすすめですが、人を雇うほどの荷物の量がないと採算がとれません。人を雇えば当然その人を教育する時間や人件費がかかります。そこで利用者が増えているのが軽貨物の定期便です。軽貨物の定期便は決まった配達先に定期的に荷物を輸送します。
輸送できる荷物の量は車両の形状にもよりますが、軽貨物は「ワンボックス」「幌車」「冷蔵車」「冷凍車」の軽貨物に載る範囲内であれば、どなたでも利用が可能です。
それぞれの車両に積める荷物の個数は以下に表記しますので参考にしてください。
【軽貨物車両と積載可能量】
車種 箱・個数 重量 軽バン 450×365×315mm段ボール 約65個 350kgまで 軽幌車 450×365×315mm段ボール 約80個 350kgまで 軽冷蔵・冷凍車 572×387×112mmのケース 約90個 350kgまで 軽貨物の定期便を利用するメリット
軽貨物の定期便を利用すると、どんなメリットがあるのかをご紹介します。人件費の節約ができる
定期的に配送を行う必要があるけれど、人を雇うほどの荷物の量が確保できない、といった問題を抱えている方や企業におすすめです。人を雇うとなるとドライバーとしての教育が必要です。配達先の場所や荷物の取り扱い方、お客さまとのコミュニケーションなど、様々な費用や時間が必要になります。
ドライバーを雇うまでには募集をかけるなどの費用も必要ですが、軽貨物の定期便の利用でこうした人件費を削減できます。
自社の予定に合わせて柔軟な対応をしてもらえる
定期便は毎日決まった場所から場所へと配送ができますが、毎日違う場所への配送も可能です。
曜日や月によって配送先を指定できるのも、軽貨物の定期便のメリットといえます。自社ドライバーが見つかるまで仕事を頼める
配送業が軽貨物の定期便を活用するケースも多いです。例えばドライバーが必要で募集をかけている場合、新しいドライバーが決まって教育ができるまでの間利用ができます。業務に支障が出ないために、足らなくなった人材を確保できるまでのつなぎとして利用できるのも大きなメリットです。
配送に割いていた時間を別の業務に使える
軽貨物の定期便の利用で、配送をしていた従業員が別の業務を行えます。配送に使っていた時間を業務に充てられるのも大きなメリットです。軽貨物の定期便の利用はこんな方におすすめ
こんなお悩みがある方や企業は、軽貨物の定期便を利用すれば解決につながる可能性があるのでご紹介します。定期的な集荷・配送先がある
定期便は一定量の荷物を定期的に輸送する方ならどなたでも利用できます。一例をあげると書籍をトーハン・ニッパンから集荷して、各店舗に輸送するなど拠点から拠点への輸送に活用したり、工場から製品を倉庫に輸送したいときに利用するのも可能です。
ご紹介した例のように、定期的な集荷や配送先がある個人事業主や企業に、軽貨物の定期便がおすすめです。
コストを抑えて定期的な配送をしたい
配送業務を自社で行うとなると人件費がかかります。しかし実は配送用の車両を用意したり車両の維持費(保険代・車検等)が必要です。
これら全ての費用を軽貨物の定期便の利用で削減できます。軽貨物の定期便の料金相場
通常、宅配便などを活用すると、大きさ、量、重量、個数、距離、時間帯によって1個につきいくらといった形で料金が決まっています。個数が多くなればなるほど配送コストが上がっていくのです。一方、軽貨物の定期便は軽貨物車両で輸送できる量であれば、個数に関係なく時間で料金の計算をしている企業が多いです。例えば1日8時間で18,000円~20,000円が相場となっています。
もちろんあくまでも相場なので、料金については複数社に見積もりを依頼して、もっとも条件の合う業者との契約を結んでください。
ここまで、軽貨物の定期便を利用するメリットやどんな方に定期便がおすすめなのかをご紹介しました。燃料費や人件費のことを考えると、配送はプロにお任せするのが一番です。もし今、軽貨物の定期便のご利用を検討中であれば、ぜひこの機会にご利用の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。そのお手伝いができれば幸いです。