企業便とはどんなサービス?そのメリットと活用例
- 2022.09.26配送コラム
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企業便とはどんなサービス?そのメリットと活用例
企業便(企業専属便)という軽貨物の配送サービスがあります。
今回はこの企業便の特徴、メリット、活用例などをご紹介。企業便は企業にとっても活用価値が大いにありますから、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
・企業便(企業専属便)とは?
・企業便のメリット
・企業便の活用例企業便(企業専属便)とは?
まずは、企業便(企業専属便)の解説からです。企業便は依頼した企業に代わって配送業者が配送業務を担当し、対象の企業の配送員として活動するサービス。企業の社名が入ったユニフォームを着用して、専属ドライバーが配送を行うこともあります。
つまり、配送を行うのは他の業者であっても、事実上は専属ドライバーが依頼企業の従業員のようになって任務を達成します。
自社でも配送トラックとドライバーを準備している企業もあるでしょうが、繁忙期やドライバーの数が不足した場合などは、企業便の利用で配送業務に支障をきたさずに済むでしょう。
企業便のメリット
企業便(企業専属便)を利用するメリットがどこにあるか考えてみましょう。社内で配送人員を雇わなくていい
社内で配送業務も行うとなると、ドライバーの確保、車両の手配、費用の準備などいろいろとやらなければいけないことが出てきます。余裕のある企業ならそれもいいでしょうが、そこまで手が回らないところも多いはず。
そこで活用したいのが軽貨物配送の企業便で、社内で配送人員を雇わなくても、アウトソーシングで配送チームを持てます。そうなれば、上記の手間はかかりません。
コストダウンになる
軽貨物の配送業務をアウトソーシングできると、コストダウンにつながります。車両の手配、維持管理費、駐車場代、ガソリン代、配送人員の人件費などを支払う必要がなくなり、その分は他の用途に回せます。もちろん、企業便を依頼するコストはかかりますが、上記のコストに比べれば安く済みますから、コスト削減につながりますね。
時間が削減できる
社内で配送業務を行うと、時間も取られます。安全運転やマナーの教育をドライバーにする時間、車両管理や事務手続きをする時間、配送のための準備時間など、社内で使う時間の多くを割かなければいけません。その点、企業便を利用すれば、それらの時間は不要になります。余った時間は他の業務に向けられ、本来の仕事にも集中しやすくなるでしょう。
トラブルを回避しやすくなる
社内で配送業務を行う上で困るのがトラブルが起きたときです。責任を持って対処しなければいけませんが、そのための対策も大変です。一方、企業便なら、車両の点検からドライバーへの安全指導、交通事故対策、もしもの時の保険加入など体制が万全。トラブルが生じても、臨機応変に対応してくれます。
これで企業にとっての負担が一つ減ることになるので、企業便利用のメリットは大きいです。
企業便の活用例
企業便の活用例をいくつか紹介しましょう。通常業務時間外の配送を依頼
早朝や深夜など、通常業務時間外の配送を社内の従業員にさせるのは難しい場合があります。そのようなときは、企業便に頼めば、しっかり配送してくれます。
社員ドライバーだけでは不十分
社員ドライバーにも配送業務を行わせていても、それだけでは荷物を配送しきれない場合もあります。だからといって、新たな車両の手配と人員の確保ができなければ、企業便に頼ることになるでしょう。
新しい店舗に荷物を届ける
新しい店舗ができて、そこに荷物や材料を配送したくなった場合に、企業便に依頼することができます。わざわざドライバーを新たに雇う必要はありません。
そのほかの活用例
企業便の活用例はほかにもたくさんあります。薬局への医薬品の配送、スーパーの商品配送、食材の配送、レンタル商品の配送など挙げていけばいくらでもあります。
自社で配送業務を行う場合、時間、手間、コストもかかり、負担が大きくなります。そこで活用したいのが軽貨物企業便で、業者にアウトソーシングすれば、上記の負担は大幅に軽減されます。
配送業務で苦労しているのなら、ぜひ企業便の利用も検討してみてください。