自分を守る!軽貨物ドライバーのコロナ対策
- 2023.01.27配送コラム
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自分を守る!軽貨物ドライバーのコロナ対策
新型コロナウイルスの流行により、日本に限らず世界中でECサイトの利用者が急激に上昇しています。そのためドライバー不足が問題視されていますが、その中でも脚光を浴びているのが軽貨物です。
本記事では、軽貨物ドライバーのコロナ対策について紹介していきます。
・軽貨物の需要が高まった背景に新型コロナ
・軽貨物ドライバーにとってはチャンスだけど
・軽貨物ドライバーのコロナ対策はどうすべき?
・全日本トラック協会のコロナ対策から学ぶ
・万全のコロナ対策でチャンスを引き寄せる軽貨物の需要が高まった背景に新型コロナ
新型コロナウイルスの感染拡大によって、世界中でロックダウンが起きたり必要のない外出を控えるなどの措置が取られました。仕事も自宅で可能な仕事ならテレワークを推奨され、「巣ごもり」生活が続いていました。規制緩和が行われても外出を控える方も多い今、自宅にいながら買い物ができるECサイトの活用が増加しています。個人のECサイトでの消費が増える一方で、運送業界では慢性的なドライバー不足に悩まされています。
そこで脚光を浴びたのが軽貨物ドライバーでした。軽貨物ドライバーは小回りが利き個人事業主も多いため、ドライバー不足の解消に期待がかかっているのです。
軽貨物ドライバーにとってはチャンスだけど
新型コロナウイルスの感染拡大で物流量の急増が止まらない今、軽貨物ドライバーにとっては大きなチャンスです。しかし諸手を上げて喜べない事情があります。それはコロナ感染の恐怖です。企業だけではなく個人宅への配達も増えているため、配達先で感染しないとも言い切れません。個人事業主だった場合は感染によって仕事ができなくなる恐れもあります。
もしかしたら荷物の受取をする人が感染していないとも限りません。だからこそコロナ対策をしっかりと行わなければならないのです。
軽貨物ドライバーのコロナ対策はどうすべき?
大手運送会社ではコロナ対策についてのマニュアルをしっかりと作り、マニュアルに則って配達業務を行っています。
軽貨物ドライバーもコロナ対策のマニュアルを作り、感染予防をしっかりと行ってください。全日本トラック協会のコロナ対策から学ぶ
全日本トラック協会ではドライバーのコロナ対策マニュアルを公開しています。
しかしこのマニュアルは運送会社に対するコロナ対策となるため、軽貨物ドライバーに合った項目のみを紹介します。ワクチン接種の徹底
まずはワクチン接種を行います。ワクチン接種で抗体ができれば、万が一感染した場合でも重症化を防げる確率も上がります。
また、業務委託の場合にワクチン接種をしていれば、仕事の確保にもつながります。手洗い・うがい・マスクの着用の徹底
業務中はもちろんですが、普段から手洗いやうがいそしてマスクの着用を徹底します。
業務中に感染しないウイルスを自宅に持ち込まないためにも、手洗い・うがい・マスクは徹底しなければなりません。免疫力を高める生活を送る
いくらワクチン接種をしていても、免疫力が低ければ感染する可能性があります。感染しにくい身体を作る努力も必要です。毎日バランスの取れた食生活を送ってください。また、睡眠不足やストレスがあっても免疫力は下がってしまいます。なので普段からストレスをためにくい生活を送り、たっぷり睡眠をとって免疫を高める毎日を送るのもいい対策です。
業務中の感染対策グッズの携帯
手洗いやうがいが重要だとはわかっていても、業務中にうがいや手洗いは難しいです。そこで業務中に手の消毒ができるよう、消毒液などを携帯するのもいいコロナ対策になります。霧状の消毒液は荷物や伝票にかかってしまう可能性もあるため、ゲルタイプの消毒液がおすすめです。また、マスクも定期的に交換できるよう換えのマスクを車載することを忘れてはいけません。
個人消費の急増によって注目を集めている軽貨物ドライバーですが、感染の危険を考えてしっかりコロナ対策をしてください。絶対防げるものではないかもしれませんが、徹底した対策を行うことによってリスクは減らせます。今だからこそのチャンスをしっかりとつかみ、安定した収入や仕事量を確保できるよう努めましょう。