車両はリースと購入のどちらが良い?

車両はリースと購入のどちらが良い?
2023.06.02配送コラム

車両はリースと購入のどちらが良い?

軽貨物ドライバーに欠かせないのが、車両です。
車両を手に入れるにはリースと購入の2通りの方法がありますが、どちらが良いのか悩んでしまいますよね。

リースと購入、それぞれのメリットとデメリットをお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

・リースのメリットとデメリット
・車両購入のメリットとデメリット

ドライバーに関係する保険とは

リースの場合、メリットはさまざまな意味で「楽」なところです。

・メンテナンス済である:契約条件によりますが、オイル交換やタイヤ交換など各種メンテナンスはすでに済ませていることが多いです。最初から良いコンディションでスタートを切れるのは助かりますね。

・初期費用を抑えられる:リースの場合、購入のようにまとまった費用は必要ありません。リース代に保険料や税金、車検費用などいろいろ含まれているので、最小限の負担で仕事を始められるでしょう。

・節税になる:確定申告の際、リースは全額損益として計上します。購入だと減価償却で計算しなければならないので、節税につながるでしょう。

コストを抑えて始められるのはリースのメリットですが、長い目で見たときにそれがデメリットになることもあるのでご注意ください。

・中長期のリースではコストが割高になる:購入の場合、ガソリン代や車検など維持費はかかりますが、それでも本体価格がそれ以上の金額になることはないでしょう。それに対してリースだと、解約しない限り、一定の金額が半永久的に請求されるので注意しましょう。

車両購入のメリットとデメリット

自分専用の車両を持てたら、とても便利ですよね。
気持ち的にも、軽貨物ドライバーという職業に就いていることに愛着や誇りを持てそうです。
初期の負担はありますが、軽バンの場合、維持費はそれほどかかりません。

・本体価格がリーズナブル:軽バンは、他のトラックや一般的な軽自動車などと比べて本体価格が安めです。新古車などを選べばさらにお得に入手できるでしょう。

・維持費がリーズナブル:軽バンの維持費はそれほどかかりません。燃費は良好ですし、車検も安めです。各種メンテナンスをご自身でおこなえば、さらに負担を抑えられるでしょう。

一方、“自分の車”ということもあり、手続きが少々煩雑に感じるかもしれません。

・手続きが大変:購入の場合、営業ナンバーの取得や任意保険の加入、税金の支払いなどをすべてご自身でおこなわなければなりません。

・メンテナンスが大変:定期的な点検やメンテナンスは、安全な走行に欠かせません。車屋に任せてしまう方法もありますが、支払いを抑えるためにご自身でおこなうと、少々面倒に感じるかもしれませんね。

軽貨物ドライバー用の車両は、リースと購入の2通りの方法で入手できます。
それぞれメリットやデメリットがあるので、特徴を理解して、最適な方をお選びください。

車両は、軽貨物ドライバーの相棒といえる存在です。実際に車両を見ながら、荷物の上げ下ろしがしやすいか、スペースはどうか……など確認するのも良いでしょう。