軽貨物を始めるならカーリースと購入はどっちが得?
- 2024.02.21配送コラム
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軽貨物を始めるならカーリースと購入はどっちが得?
2024年4月スタートのドライバーの時間外労働の上限規制によって、個人事業主の軽貨物が増加傾向にあります。これから始める方も多い中、悩むのが軽バンの入手方法ではありませんか?
そこで本記事では、軽貨物を始める際にカーリースと購入はどちらが得なのかについて紹介します。
・軽貨物で最も使用されている車種は軽バン
・軽バンを購入した場合のメリット・デメリット
・軽バンをカーリースした場合のメリット・デメリット軽貨物で最も使用されている車種は軽バン
まずは軽貨物ではどのような車種が利用されているのかについて説明します。実際に街中で仕事をしている軽貨物を見かける機会もあるかと思いますが、軽バンが最も多く利用されています。次に多いのが軽トラックに幌を付けた車両ですね。また、軽トラックに箱を取り付けたタイプのトラックも見かけます。しかし個人事業主として軽貨物を行っている方の多くが軽バンを利用しているのです。
軽バンは運転しやすく小回りが利き、荷物の出し入れも楽にでき中も広くできています。重量オーバーにならなければ比較的運べる荷物の量が多いのが特徴です。
では購入するのとカーリースした場合との違いについて説明していきます。
軽バンを購入した場合のメリット・デメリット
軽バンを購入するのは簡単ではありません。しかし購入するメリットは意外と多いのです。もちろんデメリットがないわけではないので、メリットとデメリットを見てみましょう。軽バンを購入した場合のメリット
まずは軽バンの購入によるメリットは好みの車種を使える点が一つです。好きなメーカーで好きな形の軽バンを使えるのは愛着を感じます。
また、維持費が安いのもメリットです。ローンの組み方によって月々の費用を安くできますし、繰り上げ返済も可能ですね。さらに好みのカスタムができるのもメリットに含まれます。
軽バンを購入した場合のデメリット
仕事で使用する車両なので定期的なメンテナンスが必要です。これが最も大きなデメリットかもしれません。使用する頻度が高いだけに特にタイヤの消耗には気を付ける必要があります。
最初はメンテナンスにどの程度の費用がかかるかわからないので、ある程度かかる費用は把握していく必要があります。また、営業ナンバーの取得は自分で行う必要があります。
軽バンをカーリースした場合のメリット・デメリット
ここでは軽バンをカーリースした場合のメリットとデメリットを紹介します。購入とは違ったメリットとデメリットがあるので、どちらにしようか迷った際には違いをよく見て決定することをおすすめします。軽バンをカーリースした場合のメリット
軽バンのカーリースの最大のメリットは初期費用が安い点です。開業する際の費用を少しでも軽減したいなら、カーリースでスタートするのもいいかもしれません。
また、初期費用を抑えてスタートできるので向き不向きを検討したい方にもおすすめです。メンテナンスのお任せもメリットの一つですね。
軽貨物にとって車が故障したときが一番大変ですが、カーリースの場合は台車をすぐ用意してもらえます。
軽バンをカーリースした場合のデメリット
軽貨物は毎日車を使用するため、故障の頻度が高くなる可能性があります。リース会社も全ての故障を保証するわけではなく、実は意外と自己負担となるケースが多いのが現状です。
当然ですが長期間使用すればするほどメンテナンス費用は高くなる可能性があるため、長期利用する場合には注意が必要です。
また、軽バンに限らずカーリースする場合には契約期間が設けられています。リース会社によって違いますが、契約期間中に解約を申し出たときの違約金が発生する可能性があります。
リース会社によっては残債の一括返済を迫られるケースもあるようなので、違約金はもちろん中途解約が可能かどうかについても契約前に調べる必要があります。
ほかにも傷やへこみなどを作ってしまった場合、カーリースの場合は返却する際にこれらの傷やへこみを修理しなければなりません。
中には高額な費用がかかるケースもあるため、可能な限り傷やへこみには気を付けて仕事をする必要があります。
ここまで、軽貨物を始める際に迷っている方のためにカーリースと購入のメリットデメリットについて紹介しました。結論としては購入した方がメリットが大きいです。
もちろんリースもメリットは大きいので、初期費用を抑えてスタートしたい方は最初はリースで、軌道に乗ったら購入という方法をおすすめします。
この記事が軽貨物を始めようとしている方のお役に立てれば幸いです。