スポット便の具体的な仕事内容と確保の仕方
- 2024.06.26配送コラム
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スポット便の具体的な仕事内容と確保の仕方
運送の仕事にはさまざまな形態の仕事があります。例えば「定期便」「短・中・長距離配送」「ルート配送」「スポット便」まだまだいろいろとありますが、本記事ではスポット便の具体的な仕事内容と見つけ方を紹介します。
・スポット便はどんな仕事なのか
・スポット便はどんなときに利用されるのか
・稼げると噂のスポット便を受けるメリット
・スポット便を受けるデメリット
・スポット便の仕事を増やすにはスポット便はどんな仕事なのか
まずはスポット便の具体的な仕事内容について紹介します。スポット便は依頼者の希望に沿って指定された時間に配送をするといった仕事で、毎日ある仕事ではありません。荷主の依頼があったときだけに発生する仕事で、荷主の要望通りに荷物を届けなければなりません。そのために高速道路などを利用するケースもあります。
単発に発生する仕事であるため、単価が高めに設定されています。だからスポット便は稼げるといった話が出ているのです。つまりスポット便を定期的に受けられれば稼げるのは本当です。
スポット便はどんなときに利用されるのか
スポット便は単発で出ることが多い仕事ですが、なぜ単発でしかスポット便は出ないのでしょうか。例えば荷主が荷物を輸送する際に、荷物の発送が遅れてしまうケースがあります。
でも時間通りに荷物を相手に送らなければならない場合、スポット便を利用して荷物を運ぼうとするのです。また、大型トラックに積み込んだ荷物が多くて余ってしまったときにもスポット便を利用します。
スポット便は何か突発的な問題により、少量の荷物の輸送をしたいときだけ依頼できる救済的な輸送手段なのです。
稼げると噂のスポット便を受けるメリット
スポット便を受ける側としての最大のメリットは、1回あたりの報酬が多い点です。ほかにも毎回配送先が違うため、道路に詳しくなるなど経験値が上がるのもドライバーとしては大きなメリットだといえます。また、スポット便は突発的に発生する仕事であるため、仕事に縛られないのも魅力かもしれません。たとえば副業として軽貨物を行っている方にとっては、報酬が高く不定期で発生する仕事はやりやすいものなのでしょう。
もちろんメリットばかりではなくデメリットもあります。
スポット便を受けるデメリット
スポット便を受けるデメリットは、なんといってもスポット便だけで生活を安定するほどの収入を得られない点です。不定期に発生する仕事なので出ない月も当然あるかもしれません。そうなるとスポット便だけで満足できる収入は得られません。また、せっかくスポット便が出ても、別の仕事が入っていた場合は諦めなければならないこともあります。
特に普段は軽貨物の配送をしていて、スポット便も狙っている方の場合は両立は難しいです。最大のデメリットが長距離になった上に経費が出ない場合です。
長時間拘束されるのに交通費やガソリン代まで自費だと報酬が高くてもありがたくありませんよね。こうしたデメリットも考慮してスポット便を受ける必要があります。
スポット便の仕事を増やすには
もしどうしてもスポット便の仕事をしたい方は、定期的にスポット便を請けられる方法を考える必要があります。その一つがフランチャイズに加盟することです。フランチャイズに加盟すれば、その会社で発生したスポット便の仕事を中心に請け負うことも可能かもしれません。
ほかにも運送会社とスポット便の契約をするのもおすすめです。もちろんスポット便以外の仕事も確保できるので、安定した収入を得られます。
もっと効率よくスポット便の仕事を確保したいなら、軽貨物の求人サイトを活用してみるのもおすすめです。
ここまで、スポット便の具体的な仕事内容や、仕事を確保するための方法などを紹介しました。確かに報酬はいいのでメリットは大きいですが、デメリットが大きいのも理解しましょう。それでも上手にスポット便の仕事を確保できれば、自由な時間を確保しながら生活できる収入を得られます。スポット便だけで安定した収入は望めませんが、自分の時間を大切にしたい方にはおすすめです。