軽貨物の車検のやり方と費用を抑える方法
- 2024.08.16配送コラム
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軽貨物の車検のやり方と費用を抑える方法
物流界の人手不足によって軽貨物ドライバーは非常に重宝される存在です。個人事業主として活躍する方も増えている人気の仕事でもあります。ところで開業にあたって重要な事はたくさんありますよね。
その中でも軽貨物の車検のやり方についてあまりよくわからない方もいるかもしれません。そこで本記事では軽貨物の車検のやり方を詳しく紹介していきます。
・軽貨物の車検を受けられる場所
・軽貨物の車検にかかる費用の内訳
・軽貨物の車検費用を少しでも安く抑える方法
・軽貨物の車検を受けるための注意点軽貨物の車検を受けられる場所
軽貨物の車両は特別な車両ではありません。なので一般的な車検を受けている業者に依頼する事も可能です。その他に整備工場や車検自動車検査協会の事務所(全国)や、支所などでも受けられます。
また、ディーラーなどでもお願いできるので、新車で購入した場合にはディーラーに依頼してもいいかもしれません。優遇が受けられる可能性もあるからです。
軽貨物の車検に必要な書類
車検を受ける前には車検を受けるための書類が必要です。書類が揃っていなければ車検を受けられませんので、必ず必要な書類などは事前に準備しておきましょう。
・自動車車検証
・自動車重量税納付書
・軽自動車税納付証明書
・定期点検整備記録簿
・保安基準適合証
・自動車損害賠償責任保険証明書又は自動車損害賠償責任共済証明書
・印鑑(シャチハタ以外)軽貨物の車検費用を少しでも安く抑える方法
2年ごととはいっても大きな費用がかかるのが車検です。少しでも安く車検を抑えたいと思う方のために、車検費用を抑えるための方法を3つ紹介します。
定期的にメンテナンスを行う
毎日乗る車なので、自家用車よりも痛みが激しい可能性は否めません。そこで毎日自分でメンテナンスを行ってみたり、ひと月に1回でもいいのでメンテナンスをお願いするのもおすすめです。
定期的にメンテナンスを行う事によって、車検の時に全ての部品の交換の必要がありません。当然費用が安く抑えられる確率も高くなります。普段から音などに気を書けるのもいいですね。
エコカー減税対象車を選ぶ
エコカー減税対象車を選ぶと、初回車検の際に自動車重量税が安くなります。初回だけですが、エコカー減税対象車は燃費が良く燃料費を安く抑えられる可能性が高くなります。
決して損をする事はありませんので、もしも軽貨物車両の購入を検討している方はエコカー減税対象車を選んでみるのをおすすめします。
ユーザー車検にチャレンジしてみる
一般的に車検を自分で行う方は多くはありません。そんな方におすすめなのがユーザー車検を受けることです。ユーザー車検は自分で運輸局支局で行えます。
いわゆる代行業者を挟んで車検を受けるわけではありませんので、検査手数料も安く抑えられますし、点検整備費用も押さえられてお得です。しかしデメリットとしては時間や手間がかかります。
軽貨物ドライバーとして長く活躍したいのなら、ユーザー車検をしてみましょう。ただしユーザー車検をする場合は継続検査申請書(軽専用第2号様式)と軽自動車検査表が必要です。
軽貨物の車検を受けるための注意点
軽貨物車両の車検を受ける時の注意点としては、新車で購入したとしても車検は必ず2年ごとに受けなければならない点です。また、車検満了日の1か月前から受けられる点です。
1カ月前から車検を受けられるからといっても、次回の車検満了日は2年後の車検満了日と同じです。早めに車検を受けて車検切れしないように注意してください。
ここまで、軽貨物の車検のやり方を紹介しました。車検代は高いものですが、やり方によっては費用を安く抑えることも可能です。長く続けるならユーザー車検に慣れるのも重要かもしれませんね。この記事が、これから軽貨物ドライバーを目指している方の車検への疑問を解消するお手伝いができれば幸いです。