本当に稼げる?軽貨物事業で個人事業主になる4つのメリット
- 2022.03.23配送コラム
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本当に稼げる?軽貨物事業で個人事業主になる4つのメリット
年々サラリーマンを辞めて個人事業主やフリーランスで仕事をする方が増えています。特に日本は最近になって自分の時間を大切にしながら収入を得られるとして、個人事業主が増えつづけています。
その中でも車の運転が好きな方に人気なのが「軽貨物事業」です。今回は、軽貨物事業で個人事業主になるメリットや、どうやって仕事を見つければいいのかその方法をご紹介します。
・軽貨物事業が個人事業主としての注目度が高い理由
・軽貨物事業で個人事業主になるメリット
・個人事業主だからこそのデメリットもある
・軽貨物運送業の個人事業主の仕事の探し方軽貨物事業が個人事業主としての注目度が高い理由
サラリーマンをしていると、会社の人との関りだけじゃなく、取引先の方との関りなど人との関りが多く、人間関係で悩む方も多いようです。できたら黙々と一人で仕事ができたらいいのにと思う方もいるでしょう。軽貨物事業は基本的に自分一人で仕事を行います。個人事業主なら稼働時間も自由に決められますし、どのくらいの収入が欲しいかによって、仕事の量を増やしたりセーブしたりもできます。
つまり煩わしい人間関係から解放され、自分の裁量次第で現在の収入を大幅に上げる可能性があるため、個人事業主として人気が高くなっているのです。
軽貨物の定期便の特徴
定期便はスポット便やチャーター便とは違い、特別単価が高いわけではありません。むしろもっとも単価が安い運送の仕事です。その理由は定期的にある程度の量の仕事を確保できるため、単価は高くはありません。ほぼ毎日同じコースを運送するのも定期便の特徴で、一般的な運送業界ではルート配送などと呼ばれている部類の仕事です。
軽貨物事業で個人事業主になるメリット
ここでは軽貨物事業で個人事業主になるメリットを3つご紹介します。書類に不備がなければすぐ開業できる
運送業は申請して許可が降りなければ開業できません。条件も厳しく時間もかかってしまいますが、軽貨物事業の場合は申請すれば誰でも簡単に始められます。これが第一のメリットです。もちろん申請に必要な書類や車両などが必要なので、簡単といってもパッとできるものでもありません。しかし必要なものと必要な書類さえ作って申請できれば、比較的簡単に黒ナンバーがもらえます。
届出に必要な書類については、開業する予定の都道府県の運輸支局でもらえます。全ての書類を2枚ずつ用意して作成してください。
時間に縛られない環境を得られる
個人事業主なのもあって、働く時間が自由に設定できます。例えばこれまで会社に所属していたときは、朝9時から20時まで仕事といったように決まった時間に働く概念がなくなります。例えば予定がある日は午前中はお休みにして、午後から仕事をするといった風に、自宅の状況に合わせた仕事時間の設定ができます。
プライベートの予定と合わせてスケジュールを組めるのもメリットの一つです。もちろん仕事が忙しいときもありますが、メリハリのある生活が送れます。
収入は自分次第でアップできる
サラリーマンと違って自分の働き次第で収入が上がるのも軽貨物事業で個人事業主になるメリットです。やればやっただけ収入につながるのでやる気も出ます。運賃が決まっているので、個数が多ければ多いほど収入につながります。もちろんそこまで実感するまでにはある程度の仕事量を確保しなければなりません。
うまくやり方がわかってくれば、より多くの仕事がこなせるようになり、事業を拡大する機会も得られます。
個人事業主だからこそのデメリットもある
メリットが大きいのが軽貨物事業の個人事業主ですが、デメリットが全くないわけではありません。例えば手続きを自分で行わなければなりません。自分が社長なのでこれは避けられません。他には車両の維持費が自己負担である点もデメリットです。維持費には車検代・保険料・健康保険・年金などの支払いが入ります。
これ以外では仕事の確保が難しい点です。最後に仕事の確保についてのお話をするので、ぜひ参考にしてみてください。
軽貨物運送業の個人事業主の仕事の探し方
ここでご紹介するのは、個人事業主で軽貨物運送業を始める方が、仕事を見つけるための方法を3つご紹介します。配送マッチングサイトを活用する
求人サイトのような感じのサイトが人気です。例えば「ケイハイ」というサイトです。このサイトは荷主とドライバーを結びつけるサイトで、荷主は一般の方や運送業者などがあり便利です。「軽貨の窓口」もおすすめです。こちらも荷主とドライバーをマッチングするサイトです。アプリを活用したいなら「ハコベルカーゴ」もおすすめです。
案件の数も多くて利用する個人事業主も増えています。事業を始めたばかりの方は活用してみてはいかがでしょうか。
意外と情報が多い!求人サイトの活用
仕事を探すために利用する就職サイト・求人サイトにも、ドライバーを探している求人があります。その中には軽貨物事業をしている個人事業主を探している求人も多いのです。特に営業範囲内の求人サイトなら、近くの運送業者とのつながりができるのでおすすめです。
フランチャイズに加盟する
事業を始めてすぐにある程度の荷物を確保したいなら、フランチャイズに加盟するのもおすすめです。代表的なのが「赤帽」です。大手なら「ヤマト運輸」などもあります。ただしフランチャイズに加盟すると、車両の塗装が必要になるケースもある点と、報酬からロイヤリティを支払わなければならない点に気を付けましょう。
この記事では、軽貨物事業を個人事業主で行うメリット、デメリットや荷主をどのようにして確保するのかについてをご紹介しました。
この記事が軽貨物事業を検討している個人事業主の方のお役に立てれば幸いです。