企業や荷主に人気が高い軽貨物の専属便とは

2022.03.25配送コラム

企業や荷主に人気が高い軽貨物の専属便とは

軽貨物運送業は時代のニーズに合ったサービスなので、ドライバーの募集も非常に多い職業です。サラリーマンの方が脱サラして個人事業主として参入するケースも多く、人気や注目が集まっています。

この記事では、軽貨物の仕事の1つである「専属便」とはなにか、専属便の特徴・メリット・デメリットそして探し方についてを、簡単ではありますが紹介します。

・軽貨物の専属便とは
・軽貨物の専属便の特徴
・軽貨物の専属便のメリット
・軽貨物の専属便のデメリット
・軽貨物の専属便の探し方

軽貨物の専属便とは

軽貨物の仕事はいろいろあります。それぞれ単価や仕事のやり方が違うので、自分のニーズに合った仕事のやり方を見つけられるのが魅力です。

専属便はどんな仕事かというと、お客様のニーズに合った配送を行うために、軽貨物のドライバーを専属で依頼するタイプの仕事です。つまり依頼された企業のためだけに荷物の運送を行います。

ここが専属便とほかのチャーター便やスポット便、定期便との大きな違いです。

軽貨物の専属便の特徴

専属便の特徴は、契約した企業のためだけに仕事をする点です。運ぶ荷物も豊富で食品から日用品、建築材料や部品関係などさまざまなジャンルの荷物を運送します。

特に最近は新型コロナウイルスの影響で、外出する方が少なくなったため、スーパーにネットから注文をして配達してもらうサービスが増えています。こうしたサービスのために利用されるケースが多いのです。

さらに、専属なので企業のユニホームの着用を希望されるケースが多いのも特徴の1つです。

軽貨物の専属便のメリット

ここでは専属便を受けると、とんなメリットがあるのかをいくつかご紹介します。

配達時の服に困らなくなる

企業側からユニホームを支給され、そのユニホームを着用して仕事をするケースが多いため、配達をする際の服装に困りません。もちろんユニホームが支給されない業種もあります。

もしユニホームのある企業を希望するのならば、お弁当配送を依頼してくれる企業や、スーパーなどの企業との専属契約を狙うのがおすすめです。

安定した収入を得られる

専属ドライバーとなれば、毎日安定した仕事量を確保できるので、安定した収入の確保も可能です。ただしある程度の仕事量に到達しないケースがないとはいえません。

その場合は専属便の他に別の仕事を確保するのをおすすめします。

スケジュールが組みやすい

専属便は荷主の指定する日時に荷物を配達するのが主な仕事です。そのため指定された時間以外の時間は空いた時間となります。その間にプライベートな時間を過ごしたり、別の仕事をしたりもできます。

これも専属便のメリットの1つだといえます。時間の管理がしやすいので間に別の仕事を入れられるのも大きなメリットです。

軽貨物の専属便のデメリット

専属便のデメリットは日時・場所が指定されているため、企業の希望によっては夜間の配達になるケースや、土日祝日関係なく仕事を依頼されるケースがある点です。

運送の仕事に限ったことではありませんが、基本的に依頼主に大きなメリットがあるから仕事があるので、依頼主によっては開いた時間に別の仕事を入れるのが難しくなるケースもあります。

しかし一方で、日時が決まっているのでスケジュールが組みやすいのも事実なので、ほかにも仕事を取りたい場合には間に休憩をはさんで、別の仕事をプラスしていけばいいでしょう。

軽貨物の専属便の探し方

専属便はどこで探すのか?これが一番の問題ですが、専属便に関しては運送業者のホームページから募集しているケースが非常に多いです。なので業務委託の契約をするのがおすすめです。

ほかにはマッチングサイトがおすすめです。マッチングサイトではドライバーを探す荷主と、荷主を探すドライバーを結びつけるので、専属便の確保はしやすい状況です。

中にはフランチャイズ加盟して専属便の仕事を確保する方もいますが、単価が高額ではないのであまりおすすめはしません。

この記事では、軽貨物の専属便とはなにか、専属便の特徴・メリット・デメリット、そして専属便の仕事の探し方をご紹介しました。
この記事が専属便のドライバーを目指している方のお役に立てれば幸いです。