軽貨物ドライバーとして働くうえで意識したい注意点について
- 2022.04.04配送コラム
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軽貨物ドライバーとして働くうえで意識したい注意点について
軽貨物ドライバーになって荷物を配送すれば、一定の収入が得られます。ただ、働く上での注意点があるので、それをまとめてみましょう。
・軽貨物ドライバーのいいところ
・軽貨物ドライバーの仕事上の注意点軽貨物ドライバーのいいところ
軽貨物ドライバーとして働く上での注意点を見る前に、まずそのよいところをチェックしてみましょう。結構儲かる
軽貨物ドライバーというと、小さな荷物や軽い荷物ばかり運ぶというイメージがあり、あまり収入にはつながらないのではと思っている人もいるようです。しかし、実際には稼働時間や配送した荷物の量によってかなりの稼ぎになることがあります。それも短期間で。
中には100万円稼いでいる人もいて、収入という点ではやりがいのある仕事です。
簡単に始められる
軽貨物運送の仕事は簡単に始められます。税務署と運輸支局への届け出手続きは必要ですが、特に難しい作業ではありません。あとあればいいのは、事業用の車両と普通免許だけです。そのため、始めようと思えば、いつでも始められるのが軽貨物ドライバーです。
車内で自由に過ごせる
軽貨物ドライバーの仕事は荷物の配送。それさえできれば、特に制約はありません。配送中の車両の中で何をしようが自由です。好きな音楽やCDを聴いたり、食べたり飲んだり、タバコを吸ったりなどもできます。楽しみながら仕事ができますね。
軽貨物ドライバーの仕事上の注意点
軽貨物ドライバーにはいくつものメリットがありますが、仕事をするうえでこれだけは注意しておいたほうがいいということがあります。それを見てみましょう。健康に注意
どんな仕事でも健康に注意しなければいけませんが、軽貨物ドライバーの場合、よりその割合が大きくなります。まず、軽貨物ドライバーは長時間拘束されることが多いためです。一般的な労働時間よりも長くなりやすく、体力も使います。
それだけに、体調が悪い時は非常につらくなります。場合によったら、業務を遂行できなくなるかもしれません。
次に、健康を害して、軽貨物ドライバーとして配送業務ができなくなると、収入はゼロに。一気に生活が困窮します。
軽貨物ドライバーは荷物を手積みにすることもあるので、腰なども痛めやすいですが、健康には十分注意して仕事に臨まなければいけません。
交通事故の注意
軽貨物運送で使う車両は、狭い路地や人通りの多い駅前などにも入ることが多いです。また、停車・発車の回数も増えがちで、それに伴うリスクもあります。夜間に配送することもあります。それだけに、自家用車を運転するよりは、交通事故の危険性が高くなります。実際に交通事故を起こした軽貨物ドライバーの数も結構なものに。
十分注意してください。
できるだけトラブルを回避する
軽貨物ドライバーになって、荷物の配送を委託された場合、怖いのは信頼を失うようなトラブルを起こすこと。一度信頼を失うと、回復までが大変です。そこで、軽貨物ドライバーが起こしやすいトラブルをまとめておきましょう。
●お客様対応におけるトラブル
●商品の破損や汚損
●誤配・遅配ほかにもトラブルはありますが、このようなトラブルは客離れにつながる原因です。できる限り回避して、業務がスムーズに進むようにしましょう。
領収書を取っておく
軽貨物ドライバーは個人事業主になっている場合も多いです。その場合、一定以上の収入が得られたら、確定申告をすることになります。その際に経費として計上できるものがあります。
そこには売り上げにかかった経費などが含まれ、経費計上のためには領収書をしっかり保存しておけなければいけません。
軽貨物ドライバーには他の仕事にはないメリットもありますが、仕事をする上で注意しておかなければいけないこともいろいろあります。その注意点を十分に意識しておかないと、仕事のメリットを享受しにくくなりますから、よくチェックしてくださいね。