配送エリアが決まっていればルート便を活用すべき理由
- 2022.06.24配送コラム
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配送エリアが決まっていればルート便を活用すべき理由
配送方法はいろいろありますが、定期的に配送する荷物の量がある場合に活用するのに適しているのが「ルート便」です。
この記事ではルート便とは何かについてわかりやすく説明します。ぜひお役立てください。
・ルート便とは
・ルート便の特徴
・ルート便を利用するメリット
・ルート便のデメリット
・配送エリアが決まっているならルート便が一番ルート便とは
ルート便は一定量の荷物があり、同じ地域の荷物が多い場合に活用される配送方法です。例えばコンビニエンスストアに特定の荷物を毎日配送したりする場合に利用されるケースが多いです。また、製造工場から販売店や倉庫などに定期的に荷物を輸送する場合にも利用されています。つまり一定の荷物を同じ地域に定期的に配送するのに最適なのがルート便です。
ルート便の特徴
ルート便の特徴としては、一定の地域の中にある店舗などに一定量の荷物を輸送します。対象は個人のケースもありますが、多くはコンビニエンスストアや一般の小売店への荷物の配送です。こまかく時間の指定はできませんが、要望によって午前中であったり午後であったり、深夜に配送をするケースもあります。大雑把なくくりにはなりますが指定が全くできないわけではありません。
他にも給食や企業へのお弁当の配達など、毎日配送しなければならないケースに活用できるのが特徴です。
ルート便を利用するメリット
ここではルート便を利用するメリットをいくつかご紹介します。複数の配送先の荷物を一度に頼める
先ほども少しでたコンビニエンスストアを例に説明します。コンビニエンスストアに荷物を配送するのは1社ではありません。A社のコンビニエンスストア限定の製品に関しては、本部の工場から配送されます。しかし一般的なお菓子や水などの飲料水や書籍や雑誌などは、一般の運送会社が配送を担っています。そしてその配送会社はA社のコンビニエンスストアだけではなく、B社もC社も同時に輸送するのが一般的です。
それを同じ地域ごとに配送していくわけです。このように複数の配送先の荷物を一度に依頼できるのがルート配送のメリットの一つです。
宅配サービスを利用するよりコストが安い
ルート配送のもう一つのメリットは、宅配便を利用するよりもコストが安く済む点です。例えば100個~150個程度の段ボールの荷物を定期的に輸送する場合に利用します。例えば宅配便を依頼すると、段ボール1つに対して料金が発生します。しかしルート便なら1台につき料金が発生するため、個数に関係なく一定の金額で荷物の輸送ができるのです。
他の会社の荷物と混載しない
ルート配送は他の会社の荷物との混載はありません。そのトラックには依頼主の荷物だけを載せて輸送します。万が一の配送の間違いがあったとしても、見つけやすく不安が少ないのもメリットです。
対応している全地域へ配送できる
ルート配送は対応している全地域への配送ができるのも魅力です。ルート便というと近くの地域のみのイメージがありますが、実際には日本全国に対応している運送会社が多いのです。ただし全ての運送会社が日本全国に対応しているかの確認が必要です。
ルート便のデメリット
ここではルート便のデメリットについてもご紹介します。配送時間の細かい指定ができない
ルート便のデメリットといえば時間指定を細かくできない点です。もちろん全く時間指定ができないわけではありません。例えば午前中の配送であったり午後に配送であったりと、おおよその時間帯は指定できる会社もあります。しかし宅配便のような、何時から何時までの細かな指定はできません。これがルート便のデメリットです。
配送エリアが決まっているならルート便が一番
いろいろな配送方法がある中で、配送するエリアが決まっていて、定期的な荷物の配送があるのなら、ルート便を活用するのが一番おすすめの方法です。ルート便は荷物の量によって使用する車両の大きさも変えられます。コストを抑えつつ一定量の配送を行うのなら、ルート便をぜひ活用してください。
この記事では、ルート便とはなにかやルート便の特徴・メリット・デメリットをご紹介しました。定期的な輸送があるのならルート便を上手にご活用ください。