軽貨物とは?規格や特徴などをわかりやすく解説
- 2022.06.29配送コラム
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軽貨物とは?規格や特徴などをわかりやすく解説
軽貨物事業に参入するなら今!そう考える方が増えている中で、軽貨物がどんなものなのか、軽貨物の特徴についてご紹介していきます。
これから軽貨物への参入を検討している方は、ぜひお役立てください。
・軽貨物の規格とは
・軽貨物の車両の特徴
・軽貨物の税金の特徴
・軽貨物の車検期間
・軽貨物事業を始めるなら需要が高い今!軽貨物の規格とは
軽貨物は後席の荷室(荷台)の床面積が1平方メートル以上あること、そして開口部の長さが縦横それぞれ800mm以上あること、そして前後の座席を起こした状態で荷室が後部座席よりも広いのが条件です。この条件を満たした軽バンやトラックが軽貨物用の車両だと決められています。
軽貨物の車両の特徴
ここでは軽貨物用の車両の2つの特徴についてご紹介します。ナンバープレート
軽貨物の車両のナンバーは黒ナンバーです。街中でもよく見かけるように、黒ナンバーに黄色の番号が振られています。この黒ナンバーは軽貨物として申請すれば取得できます。ナンバープレートは、分類番号が決められているのはご存知だと思いますが、軽貨物の分類番号は4から始まります。
軽自動車とは開口部が違う
軽貨物の車両は荷物の出し入れがしやすいように、一般的な軽自動車よりも開口部が広くできています。また、サスペンションも一般的な軽自動車よりも硬い素材でできています。これは荷物を積んで輸送するためですが、一方で余計な装備がほとんどついていないので、造りもシンプルで軽く燃費がよくできています。
軽貨物の税金の特徴
軽貨物と軽自動車ではかかる税金も違います。ここでは自動車税・自動車重量税・自賠責保険についてご紹介します。ただし自動車税は長く乗っていると重課の対象となります。原則としては13年経過で対象となり、もともとの自動車税額よりおよそ20%ほどアップし、8,200円になります。
自動車税
自動車税は車種や用途そして排気量で変わります。軽貨物は1年あたり3,800円で、軽乗用車の場合は1年あたり5,400円なので4,900円安くなっています。軽貨物であれば一律です。自動車税は2年ごとに納税するので、6,900円ですが貨物だと安く済むのが特徴です。
自動車重量税
自動車重量税は車両の重量に対して支払う税金です。登録した際に車両の重量に対してかかる税金で、新車登録する場合は3年、レンタカーなどの場合は2年や1年で支払いをします。車検のときには有効期間によって2年もしくは1年分を納税しなければなりません。自家用の軽自動車と比べると若干納税額は少ないです。4ナンバーの車にかかる重量税は以下の通りになります。
1,000kg 2,600円
2,000kg 5,200円
2,500kg 7,800円
3,000kg 7,800円
4,000kg 10,400円
5,000kg 13,000円
6,000kg 15,600円
7,000kg 18,200円
8,000kg 20,800円自動車重量税も自動車税と同様に新車登録時と車検のときに納税しなければなりません。
自賠責保険
自賠責保険も新規登録するときや車検のときに納税します。自賠責保険は車を所有している全ての方が加入しなければならない保険で、必ず払わないとならないので強制保険と言われている保険でもあります。これまで自動車保険・車両保険ともに自家用よりも税額が安かったですが、自賠責保険に関しては家庭用よりも税額が高いのが特徴です。自家用だと25カ月で22,210円ですが、営業用だと25カ月で32,230円です。
この理由は利用頻度が家庭用よりも高いためで、その分事故に遭う確率が高いのが理由です。
軽貨物の車検期間
軽貨物の場合は新規登録から初めての車検までの期間は2年です。
家庭用の場合は3年なのでここも違います。ですが3回目の車検までの期間は家庭用と同じで2年の期間があり、3回目以降も2年後との車検になっています。
軽貨物事業を始めるなら需要が高い今!
なかなか外に出られない時代の今、一般家庭での通販の利用者の増加によって、ドライバー不足が深刻な問題となっています。中でも軽貨物は小回りが利くので住宅街などへの配達に最適です。しかもサラリーマンと違い、自分の頑張り次第で収入を増やすこともできます。そのためには軽貨物の特徴をしっかりと把握してください。
この記事では、軽貨物とはどんなものなのかについてご紹介しました。自分の働きややり方によって収入を増やしたいと考えている方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。