軽貨物配送は増加している?将来性はあるのか

2022.07.11配送コラム

軽貨物配送は増加している?将来性はあるのか

軽貨物事業で軽貨物配送をおこなっている人は年々、増加しています。

需要が高まっているということで、個人事業主やフリーランスとして軽貨物事業を開業している人も多いのではないでしょうか?

また、すでに軽貨物事業をおこなっていて、需要の高まりによって業界が飽和してしまうのではないかと不安な人もいるでしょう。

そこで、この記事では、軽貨物配送の増加理由について紹介します。
将来性についても紹介しているので、軽貨物配送に関わっている人はぜひ、ご参考にしてください。

・軽貨物配送が増加している理由
・軽貨物配送の需要も増加傾向
・生き残るためには配送技術アップも重要

軽貨物配送が増加している理由

軽貨物配送の増加にはどのような理由があるのでしょうか?
1つずつ詳しくご紹介していきます。

新型コロナウイルス感染拡大の影響によるネットショッピング利用の増加

新型コロナウイルス感染拡大前は家電や洋服、生活必需品などのすべてのものは直接、店舗で購入するのが一般的でした。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大によって外出を控える人が増えると同時に、おうち時間も増えました。

その影響でネットショッピングの利用が爆発的に伸び、荷物量も過去10年と比較すると約4倍に増加したともいわれています。

そのため、軽貨物配送も同時に増加して、軽自動車数も過去5年で約25%も増えています。

ドライバー不足を狙った軽貨物配送参入者の増加

荷物量が増えているのにもかかわらず、ドライバーが不足しているのもフリーランス増加の理由の1つです。

配送業はまだまだ力仕事というイメージが強く、きついと思われがちなことから敬遠されている職業です。

運送業界自体で働いている人数が少ないにもかかわらず、ドライバーは不足しているので、

「軽貨物配送であれば参入の余地があるのではないか?」

と考えた人の参入者が増加しているというわけです。
軽貨物配送に関してはコンパクトサイズの荷物が多く、女性でも運べる荷物が多いため、誰でも気軽に始めることができます。

軽貨物配送の需要も増加傾向

開業の敷居も低いということで、副業として軽貨物配送を始める人も増えています。

AmazonやUberなどのさまざまな企業が軽貨物事業に参入し、好きなときに自由に働ける環境も増えて新型コロナウイルス感染拡大も続いているため、軽貨物配送の需要自体も増加傾向にあります。

参入者が増えているとはいえ、すぐに配送案件がなくなってしまう心配はないでしょう。

生き残るためには配送技術アップも重要

軽貨物配送は、ただ、お客様に荷物をお届けすればいいわけではありません。
お客様に気持ちよく荷物を受け取っていただき、破損のないように丁寧に荷物をお渡しすることが大切です。

配送時間が遅れてしまう場合には、こまめな連絡をするなどコミュニケーション能力も重要になります。

確かに、配送案件がすぐになくなることはないでしょう。
しかし、競争が激しくなることは間違いないので、他の軽貨物事業者と差別化を図らなければ、案件を受注することは難しくなってしまいます。

軽貨物事業に関わっている人は今一度、配送フローの見直しをおこなってみてください。