軽貨物事業の経理は大切?確定申告についても解説
- 2022.07.15配送コラム
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軽貨物事業の経理は大切?確定申告についても解説
軽貨物事業をおこなう際、ほとんどの場合がフリーランスや自営業になります。
そのため、ただ、配送業務をすればいいわけでなく、書類整理や備品管理などさまざまな業務を自分自身でおこなわなければなりません。
なかでも重要になるのが、事業における経理です。
そこで、本記事では、軽貨物事業の経理は本当に大切なのかについてご紹介していきます。確定申告についても紹介していますので、軽貨物事業に関わっている人はぜひ、ご参考にしてください。
・軽貨物事業の経理は大切
・経理に漏れがあると税務調査の対象となる
・軽貨物事業では確定申告も重要軽貨物事業の経理は大切
結論として、軽貨物事業の経理は大切です。
事業において経理が大切でない場合は少ないでしょう。従業員を抱えている場合であればなおさら給与計算もありますし、かかった費用で経費として扱える項目については税金にも関わってくるので、しっかり計算しておかなければなりません。
事業の収益にも大きく影響しますので、経理は常に正確におこなっておくことが重要です。
経理に漏れがあると税務調査の対象となる
経理処理が難しくなればなるほど、経理に漏れも出るので税務調査の対象にもなりやすくなります。漏れがあると意図的でなくても虚偽の申告をしたことになってしまいます。
そのため、特に税金の申告や売り上げの計上については徹底して管理をおこなう必要があります。軽貨物事業では確定申告も重要
経理を自分自身でおこなうということは、確定申告もおこなわなければならないということです。業務に追われて、確定申告をし忘れてしまうケースも多いでしょう。
しかし、国民健康保険料などの生活に欠かせないものについては確定申告に基づいて金額が決められます。さらに、正しく確定申告をしていないと給与から引かれている源泉徴収を払い過ぎているケースも出てきます。
仮に年間の所得が500万円だとすると、源泉徴収によって約50万円も引かれている計算になります。
確定申告をしっかりとおこなうことによって、約20万円ほど戻ってくる可能性があるのです。
そのことからも、確定申告の重要性が伺えます。
経費を細かく管理する
確定申告においては、経費を細かく管理することも重要です。
特に軽貨物事業では以下のように経費の項目が細かく存在しています。・ガソリン代
・高速代
・駐車場代
・自動車保険
・車検や車の修理費
・タイヤなどの交換費用
・事業所の家賃や電気代
・電話料金経費が多くなればなるほど、所得を減らして申請できるので次年度の税金や保険料が安くなります。
節税にもつながりますが、経費として認められるかどうかは実際に申請をおこなってみないとわからないため、細かく経費をピックアップして計上するようにします。
軽貨物事業だけでなく、事業主にとって経理は必要不可欠です。
経理が少しでも漏れてしまっていると税金の申告にも関わってきますし、場合によっては罰金となってしまう可能性もあります。さらに、確定申告もしっかりおこなっておかないと節税ができず、事業収益にも影響してきます。
日頃から経理についてはしっかりと管理して漏れのないようにおこなってみてください。