決まったエリアに複数配送している方はルート便をチェック

2022.07.29配送コラム

決まったエリアに複数配送している方はルート便をチェック

同じ場所に定期的に何度も配送が必要になる場合があります。このようなケースは直接相手先に荷物を運ぶ方法よりも、ルート便を使った方がコストを抑えることができます。ルート便は同じ方向へ荷物を運ぶ他の業者も利用するため、通常よりも料金が安くなります。

特に定期的に配送をすると、その分コストに差が出てくるので長期スパンで見るとかなり金額に差が出ます。

・ルート便とは
・ルート便のメリットとは
・ルート便がおすすめのケース

ルート便とは

ルート便は1ヵ月、1年など決まった期間で契約をすることで、自社便として利用することができます。決まった場所へのルート配送がある場合、特に1日に複数回配送している場合メリットの大きい配送方法です。

これは通常であれば、配送の回数分だけ費用が発生するのですが回数が多いほどルート便がお得になるケースがあります。

ルート便のメリットとは

ルート便には次のようなメリットが挙げられます。

・コストを抑えられる
・ドライバーが慣れてくる

コストを抑えられる

通常の配達を利用すると、目的地へ直接向かいます。

しかし、ルート便は他の利用者もおり同じ方向へ運ぶ荷物を混載して積むのが大きな特徴です。
そのため直接荷物を運ぶ方法よりも、コストを抑えることができます。

ドライバーが慣れてくる

毎回同じところに荷物を運ぶため、相手先の担当者とも顔見知りになる可能性が高くなります。そのためドライバーがルートや相手先に慣れる環境にあることから、配送トラブルが減りやすいのが大きな特徴です。

例えば初めてのドライバーが行くと道が難しい場合でも、何度も配送することでスムーズに運びやすくなります。

ルート便がおすすめのケース

ルート便がおすすめなのは次のようなケースです。

・決まったエリアに定期的に配送する必要がある
・複数回配送をする必要がある
・深夜や早朝に配送する必要がある

決まったエリアに定期的に配送する必要がある

決まったエリアに定期的に配送する必要があるのであれば、ルート便がおすすめです。契約中にエリア変更などの融通は効かないですが、毎回通常の配送を依頼するよりも料金が安く、また手間がかかりません。

担当者は毎回同じ場所に配送することにより、信頼関係を作りやすいのも大きな特徴です。

複数回配送をする必要がある

午前と午後など、1日複数回配送をする場合でもルート便がお得です。

また同じ場所に何度も配送をすることにより、ドライバーも慣れてくるので配送トラブルが起きにくいのも大きなメリットです。

深夜や早朝に配送する必要がある

営業時間外に自社従業員を配送するのは困難で、そのためだけに雇用する必要があります。

しかし深夜や早朝に対応しているルート便に依頼することで、企業に負担はかかりません。

物流における輸送方法は、さまざまなタイプがあります。

それぞれにメリットがあり決まったエリアに複数配送している場合はルート便がお得です。

同じ方向へ運ぶ複数の荷主の荷物を運ぶので、コストを抑えることができるのが大きなメリットです。