【個人事業主必見!】軽貨物委託ドライバーの仕事内容の全容

2022.08.03配送コラム

【個人事業主必見!】軽貨物委託ドライバーの仕事内容の全容

在宅ワークや通信販売で扱う商品が増えたため、軽貨物事業は大盛況です。ドライバー不足はチャンスとばかりに軽貨物事業のドライバーも増えています。
この記事では軽貨物ドライバーを目指す方に、軽貨物の委託ドライバーの仕事内容をご紹介します。

・委託ドライバーとは?
・軽貨物委託ドライバーの仕事内容
・軽貨物委託ドライバーのメリット・デメリット
・軽貨物委託ドライバーになるには

委託ドライバーとは?

委託ドライバーは企業から配送業務を依頼されているドライバーのことです。近年、ネットショップでの消費が増えたため、大手運送会社で扱う荷物の量が急増し、圧倒的な人手不足に陥っています。

しかし運送会社では、新しくドライバーを雇うよりも、軽貨物事業を行う小さな運送会社や、個人事業主に仕事の配送を依頼するケースが非常に多いのです。実はこれにもちゃんと理由があります。

運送会社で新人ドライバーを雇った場合、まずはドライバーを育成しなければなりません。しかし実際にはそんな時間の猶予はないので、すぐに配送をお願いできる軽貨物事業者や個人事業主に委託する方を選ぶのです。

軽貨物委託ドライバーの仕事内容

軽貨物委託ドライバーの仕事内容は、軽貨物自動車(軽バン・軽トラック)で、依頼された荷物を配送するのが主な仕事です。運べる荷物は人以外で車両に乗せられるだけの荷物のみです。

使用しているトラックが冷蔵車または冷凍車だった場合、冷蔵や冷凍などの保冷が必要な食品などを輸送できます。

中には、毎日決まった量の荷物を委託されるケースもありますが、毎月決まった日付に荷物の輸送を依頼するといった仕事もあります。こうした荷物は昨今増え続けており、今後も増加傾向にあるようです。

軽貨物委託ドライバーのメリット・デメリット

軽貨物委託ドライバーのメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。

メリット① やればやっただけ報酬が得られる

軽貨物委託ドライバーだけではなく、個人事業主として活躍する最大のメリットは、やっただけの報酬を得られる点です。サラリーマンとは違って時間で報酬が決まるわけではないので、仕事の量が増えれば当然報酬も上がります。

サラリーマンのときには難しかった、今月はこれだけ稼ぎたいといった目標を達成しやすいのです。

メリット② 普通免許があれば誰でも仕事ができる

軽貨物ドライバーになるために、普通免許意外の免許を取得する必要はありません。普通免許さえ持っていれば誰でも軽貨物ドライバーとして開業できます。

昔は普通免許でも4トンまでは運転できたのですが、最近では事故が増えたために細かく免許が分けられ、乗りたいトラックの大きさによってその都度免許が必要になるのです。

こうした点からも、普通免許さえあれば誰でも開業ができる軽貨物事業は注目度が高い職業なのです。

メリット③ 自分の都合のいい時間帯に仕事ができる

自分の生活リズムに合わせて仕事ができるのも大きなメリットです。例えばひとり親世帯の場合や高齢者のお世話をしながら生活をしている方の場合、午前中は介護や子供の学校の支度をしたりして、午後から仕事を行うことも可能です。

昼間の時間帯は渋滞などで思うように仕事をこなせないといったケースでも、深夜帯に活動できればスムーズに稼げるケースもあります。こうした時間に縛られずライフスタイルに合った働き方ができるのも大きなメリットといえます。

デメリット① 委託してくれる企業を探さなければならない

デメリットの一つとして、委託してくれる企業がいなければ委託ドライバーとして活躍できないといった問題があります。まず委託してくれる企業を見つけ、定期的に仕事を得る必要があります。

初めて個人事業主として軽貨物事業を始める方にとって、意外とこの問題は頭が痛くなるところかもしれません。また、合う合わないも関係するので、続けて仕事を委託してもらえるかどうかに不安を感じる方もいます。

デメリット② 車両と維持費が必要

今自分が乗っている車が軽自動車だとしても、軽貨物事業にその車を使えません。特に委託ドライバーになるためには、軽バンまたは軽トラックが必要です。

つまり軽貨物事業用の車両の確保が必要になるわけです。さらに車は維持費がかかります。自動車税・自動車重量税・強制保険・任意保険・車検費用・燃料費・整備費及び部品代などが含まれます。

これらの維持費も念頭に入れて仕事をしなければなりません。

軽貨物委託ドライバーになるには

軽貨物委託ドライバーになるためには、委託してくれる企業を探す前に開業手続きをする必要があり、開業するためには車両が必要になります。まずはこの二つを整えてから委託してくれる企業を探します。

委託してくれる企業を探すには、配送業界のマッチングサイトを活用したり、求人サイトを活用するのがおすすめです。もしもつてがあるのなら紹介してもらうのもおすすめです。

いずれにしても、信用が一番重要なので、社会的な信用と企業からの信用を得られるよう努力が必要です。

この記事では、軽貨物事業の委託ドライバーの仕事内容についてご紹介しました。

委託ドライバーとして活躍したい方は、ぜひこの記事を読んで参考にしていただければ幸いです。