急増する軽貨物事業で個人事業主として理想的な働き方を実現する
- 2022.08.05配送コラム
-
急増する軽貨物事業で個人事業主として理想的な働き方を実現する
ここ数年の間に運送業界は繁忙期の真っただ中にあります。特に軽貨物事業は人手不足が続いていて、需要と供給が追い付いていない状況です。
そこでこの記事では、軽貨物事業の個人事業主で理想的な仕事を手に入れるメリットをご紹介します。・軽貨物で理想の働き方をするなら個人事業主!
・個人事業主で軽貨物事業を行う4つのメリット
・個人事業主として軽貨物を行う3つのデメリット
・軽貨物事業で個人事業主が仕事を探すには?軽貨物で理想の働き方をするなら個人事業主!
軽貨物の需要が増え続けている背景には、新型コロナウイルスの感染拡大によって、在宅ワークが推奨されたことが発端です。もちろんそれだけで軽貨物の需要が高まったわけではありません。それ以外にも、インターネットショップ・通販などで、さまざまな商品が売られているからでもあります。個人がネットショップを利用する機会が増えたために、軽貨物ドライバー不足が起こっているのも事実です。
こうした理由で個人の事業主が増えたのですが、個人事業主として活躍すると理想的な働き方を得られるため、今後もどんどん増え続けることが予想されます。
個人事業主で軽貨物事業を行う4つのメリット
ここでは個人事業主で軽貨物事業を行うと、どんなメリットがあって理想的な働き方ができるといわれているのかを説明します。メリット① 自分に合った環境で働ける
個人事業主は自分で事業を行うため、自分に合った環境で仕事ができます。例えば午前中のラッシュを避けて仕事をしたり、家の用事があるときにはその時間で仕事を終わりにすることも可能です。特に、高齢者や小さなお子さんがいるご家庭で、軽貨物の個人事業主をすると、病院や行事などに気兼ねなく行けます。このように環境に合った理想的な働き方ができるのもメリットの一つです。
メリット② 時間にとらわれない働き方ができる
サラリーマンのように朝出勤して夕方までびっしり仕事をする、といった仕事のやり方をしなくて済みます。例えば深夜の方が報酬が良いので深夜に仕事をしたい、といった働き方が可能です。逆に午後からは自宅にいたいといった方も、明け方から仕事を始めたりできます。自由に働く時間を決められるのもメリットなのです。
メリット③ 収入をコントロールできる
サラリーマンのときは、臨時の出費があったとしてもすぐに仕事量を増やすのは難しいですが、軽貨物事業の個人事業主の場合は仕事の量を増やせばいいだけです。特に軽貨物への仕事の依頼数は年々増えているので、収入をコントロールするのはそんなに難しいことではないのです。これも個人事業主のメリットといえます。
メリット④ 開業するまでの時間が短い
個人事業主として開業届を行う必要がありますが、個人事業主の場合は法人の場合よりも手続きが簡単です。やり方さえ間違っていなければ短期間で許可が下りるので、これも大きなメリットです。個人事業主として軽貨物を行う3つのデメリット
理想的な働き方ができる個人事業主の軽貨物ドライバーですが、デメリットが全くないのではありません。ここではデメリットについて触れていきます。自分で仕事を探す必要がある
個人事業主なので誰かに仕事をもらう必要があります。最初は仕事をしていないので信頼度も低く、なかなか仕事を得られない可能性もあります。これは大きなデメリットだと考える方もいます。仕事を見つけるのはどんな個人事業主でも同じですが、特にお客様の大事な荷物を輸送するのですから、すぐに仕事が見つかるとはいえないのです。
車両の確保・維持費がかかる
軽貨物事業を行うためには「軽バン」「軽トラック」が必要です。軽トラックの場合は幌を付ける必要があります。赤帽などが良い例ですね。そのため仕事に使用する車両を購入し、その車両を維持するために毎年かかる経費も自ら出す必要があります。経費の内容は以下の通りです。
・車両台
・登録費用
・自賠責保険
・任意保険
・車検代
・部品代
・燃料費
・広告代(広告を出す場合)
・所得税毎年確定申告を行う必要がある
事業主なら誰もが行っていることですが、毎年確定申告を行わなければなりません。確定申告は前年の収入を申告して税金の確定を行う手続きです。申告は白色申告といった簡単なものと、青色申告といって詳細を細かく申告するものがあり、青色申告は非常に面倒ですが税金の控除が受けられてお得です。
面倒だと感じる方はプロに依頼して、毎年の確定申告をお願いすると楽です。
軽貨物事業で個人事業主が仕事を探すには?
ここでは、軽貨物事業を始めた事業主の方が、仕事を確保するためにできることをご紹介します。マッチングサイトを利用する
おすすめなのが、ドライバーを探している企業と仕事を探しているドライバーをマッチさせる、マッチングサイトを上手に活用することです。この方法は仕事を見つけやすいのでおすすめです。マッチングサイトはインターネット上で簡単に見つかります。ただし条件を出している企業も多いので、納税証明などを取得しておくのもおすすめです。
求人サイトを利用する
一般的にマッチングサイトは全国のドライバーを探す企業と、仕事が欲しいドライバーをマッチングできますが、全国対応となっていても意外と地元の企業とのマッチングができなかったりします。もちろん地方でも人口が少ない町や村の場合ですが、この場合にはその地域限定の求人サイトを活用してください。地元の求人なので意外と仕事を見つけられます。
この記事では、理想的な働き方ができる軽貨物事業を始めたい個人事業主について、メリット・デメリットと仕事の見つけ方についてご紹介しました。収入を増やして自由をぜひ手に入れてください。この記事がそのお役に立てれば幸いです。