個人でも企業でも利用できる軽貨物配送のスポット便とは?
- 2022.09.02配送コラム
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個人でも企業でも利用できる軽貨物配送のスポット便とは?
軽貨物配送の種類の中にスポット便があります。
今回は、このスポット便がどのようなサービスで、どのような場面で利用され、どのようなメリットがあるのかなどを解説します。
・スポット便とは?
・軽貨物スポット便の利用場面
・軽貨物スポット便のメリットスポット便とは?
軽貨物配送のスポット便とは、単発で荷物を運んでくれるサービスのことです。その時限り、送り主の希望に応じて指定日と指定場所に荷物を届けます。スポット便では1人の送り主が車両を丸々チャーターし、受け取った荷物だけの配送を行うのが特徴。通常の宅配便と違い、多くの送り主の荷物をまとめて扱い、それぞれを配送するということはしていません。
そのため、スポット便を利用する場合は、ほかの荷物との兼ね合いを考える必要がなく、軽自動車に積めるものなら何でも運んでもらえます。
他の荷物との接触も起こりませんから、壊れたりすることもありません。壊れ物、割れ物、つぶれやすいものなどの配送も可能です。
軽貨物スポット便の利用場面
軽貨物スポット便がどのような場面で利用されるのか見てみましょう。緊急時
個人でも企業でも、緊急に荷物を届けたくなることがあります。「今日中に商品を届けたい」「○○さん宛に急ぎで届けたい荷物がある」などの場合、軽貨物スポット便を利用すれば、しっかりと配送してもらえます。
展示会や単発イベントの時
展示会や単発イベント用に荷物を運んでもらいたい場合は、軽貨物スポット便が大いに役立ちます。1回限りの荷物の搬入・搬出ですから、定期便は必要ありません。
繁忙期で貨物車両が不足している時
年末年始や引っ越しシーズンになると、貨物車両の需要も高まり、手配がしにくくなることがあります。そのようなときに送り主が軽貨物スポット便に依頼することがよくあります。
大型トラックでは届けにくい時
日本の道路事情や地域の環境によっては、大型トラックが入りにくいところもあります。そのようなときは、軽貨物車で配送をするスポット便の出番です。
小回りも利き、細い路地にも入りやすいので、依頼しやすいです。ドライバーが事故に遭った
自社で雇っているドライバーが事故に遭い、一時的に配送業務ができなくなることがあります。そのようなときには軽貨物スポット便を利用したいところです。
ドライバーが復帰するまでの暫定的な処置として利用ができます。軽貨物スポット便のメリット
軽貨物スポット便を利用するメリットがどこにあるか考えてみましょう。スピーディー
軽貨物スポット便では、送り主の元から送り先まで直行してくれます。
混載便と違って、あちこち回りながら荷物をそれぞれの届け先に届けるわけではありません。それだけに、荷物の配送時間が短くなり、スピーディーに完了します。
急いでいる時にはとても助かるサービスです。経費の節約になる
軽貨物スポット便はその時限りの契約となります。定期便を頼むよりも、自社で配送トラックを手配するよりもコストが安くなることも。
経費の節約という点では、利用しやすいサービスです。緊急時に頼りになる
これまでの説明を見た人は、軽貨物スポット便が緊急時に頼りになる手段であることはお分かりでしょう。ドライバーが急病を患った、突然配送しなければいけない荷物が出たなどの場合は、スポット便が助けてくれます。
梱包をしてくれる業者も
軽貨物スポット便を請け負っている業者の中には、梱包をしてくれるところもあります。急に荷物を配送したくなった場合、梱包作業が大変ですが、それも手伝ってくれれば、とてもありがたいですね。
軽貨物スポット便は1回限りで荷物を運んでくれるサービスです。いざとなったときにとても頼りになります。緊急時や送りたい荷物が大量に出たときなどは、軽貨物スポット便に依頼して、スピーディーに運んでもらいましょう。