軽貨物における車内清掃は必要です。

荷物を配達するだけなので車内は見られないと思われがちですが、個人のお客様へ企業クライアントなど、いつどんなときに車内を見られるかわかりません。

お客様の大切な荷物を運ぶ仕事ですので車内が清潔でない状態だと、悪い印象を与えてしまいます。車内を清潔な状態に保ち、整理整頓された状態で配達をおこなうことが大切です。

車内だけでなく、車の見た目をキレイに保つことも大切なので、洗車も重要になるでしょう。キレイな車で配達している軽貨物ドライバーは、お客様へ企業クライアントから好印象をうけます。

汚れをしっかりと落として清潔な状態を保つことが、配送案件を獲得するコツです。

軽貨物における車内清掃のコツは、おもに下記の2点です。

●新型コロナウィルス感染防止対策
●灰皿

それぞれ順番に解説します。

現在も新型コロナウィルス感染拡大が続いています。そのため、軽貨物車両の感染防止対策をしっかりとおこなったうえで、配送をおこなわなければなりません。

車内全体はもちろん、ハンドルやドアノブ、各種操作ボタンなど手で触れる部分は出来る限り消毒をおこないましょう。車内のウィルスによってお客様に新型コロナウィルスを感染させてしまうことは、あってはなりません。

自分自身の感染を防ぐためにも、感染防止対策を徹底しましょう。

意外に忘れがちですが、灰皿のタバコの吸い殻もしっかりと清掃するように心がけましょう。

車内や灰皿の吸い殻によるタバコの匂いが服や荷物についてしまうと、お客様に不快感を与えてしまいます。最近では、タバコの匂いが苦手な企業クライアントも増えているので、注意が必要です。

確かに現在は新型コロナウィルス感染拡大の影響があるので、感染防止対策は重要です。しかし、車内を頻繁にアルコール除菌してしまうとシートやダッシュボード部分など、車内全体が傷んでしまう可能性があります。

そのため、可能であれば精製水を使って汚れや菌を拭き取るのがおすすめです。精製水は水道水をろ過・蒸留して塩素や消毒薬などの不純物を取り除いた水です。ホームセンターや薬局で入手できますので、使用してみるといいでしょう。