ドライバーの荷物の積み込みのコツとは?

ドライバーの荷物の積み込みのコツとは?
2022.11.28配送コラム

ドライバーの荷物の積み込みのコツとは?

軽貨物ドライバーが荷物を積み込む上で、効率の良さや安全面が重要です。
積み込みの仕方によっては、配達時間に大きく影響することがあるほどドライバーにとって積み込みは重要な要素です。

・積み込みの手順とは
・積み込むときのコツとは

積み込みの手順とは

荷物をいきなり積み込むのではなく、送り先のエリアごとに仕分けしていきます。仕分けが完了したら、配達順番を確認しながら積み込んでいくのですが、この時点で伝票をはがします。はがした受領伝票に荷物の大きさなどの特徴を記載することで、取り出すときの手間を減らすことが可能です。

受領伝票は配達順に並べておくと、荷物を渡すときに伝票を探したり間違えて渡してしまったりすることがありません。

積み込むときのコツとは

次に積み込むときのコツをご紹介していきます。次のようにさまざまな積み込みのコツが挙げられます。

●配達順ごとに手前から並べる
●重い荷物は必ず下に
●書類などは助手席に
●荷崩れしにくい配慮をする
●伝票に荷物の特徴をメモする

配達順ごとに手前から並べる

荷物は手前から配達順に並べておくと、スムーズに出すことができます。積み込むときは最も遠いところまで運ぶ荷物を最も奥(運転席や助手席に近いところ)に積み込み、だんだんと手前に並べていきます。

数が多くなればなるほど、順番に並べていないと荷物を探す手間が増えます。

重い荷物は必ず下に

重い荷物は必ず下に置くことが鉄則です。もし、重い荷物を軽い荷物の上においてしまうと、下の荷物に負担がかかってしまい損傷につながる可能性があります。
もし中身が問題なくても、梱包までこだわる人は多くいます。段ボールや梱包までが荷物と考えることが重要です。

書類などは助手席に

書類などの封筒に入っている荷物は、助手席に置くことをおすすめします。
助手席であればすぐに見つけることができ、バックドアを開ける必要もありません。

また封筒は、大きな荷物にまぎれてしまう可能性もあります。

荷崩れしにくい配慮をする

荷崩れが起きにくいように、できるだけ同じ形状の荷物でまとめることも重要です。

もし形の違う荷物を並べると、急停車したときに荷物が不安定な状態になり、段ボールなどが損傷してしまうこともあります。

伝票に荷物の特徴をメモする

伝票に荷物のサイズや形などの特徴を書いておくと、スムーズに荷物を見つけることができます。

例えば、封筒物なのにバックドアを探すことがなくなります。メモは自分がわかればいいのでどのような書き方でもいいのですが、荷物を見つけること以外のメモは必要ありません。

荷物を積み込みするときに工夫をすることで、配達時間を短くすることができます。

また、荷物を顧客に手渡すときにスムーズになるなどさまざまなメリットがあるのです。
慣れてくると、自分にあった積み込み方ができるようになるでしょう。