ワンランク上の軽貨物ドライバーになるための3つの行動
- 2022.12.14配送コラム
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ワンランク上の軽貨物ドライバーになるための3つの行動
ドライバーとして交通ルールを守るのは当然ですが、周囲を気遣い気持ちいい運転ができるようなマナーを身につけるのも重要です。
とくに荷物を配送するドライバーの場合は、運転を仕事にしているからにはルールには厳しくなくてはなりません。本記事では、マナーを守り仕事ができる『ワンランク上のドライバー』になるためにはどうすればいいのかを紹介していきます。
・重要なのは『譲り合いの精神』
・道路の状況や人や物など周囲を把握する
・夜道での走行中にできること
・軽貨物ドライバーならではのマナー重要なのは『譲り合いの精神』
日本の道路はまだまだ狭い道や信号の付いていない道路が多いです。
同じ広さの信号のない交差点で右左折をする場合、道路交通法では『左方優先』なので左から来る車を先に行かせなければなりません。これは基本中の基本ですが、信号機のある交差点では、できれば停止線よりも少しだけ手前で停止するのがワンランク上のドライバーです。
手前で止まっておけば大型車が右折する場合にスムーズに曲がれます。狭い道を走るときにも同様に、すれ違いができない道路に大きな車両が向かってきたら、すれ違える場所をいち早く見つけて停止して道を譲ります。
どちらかが譲ればスムーズに通行ができるためです。逆に譲ってもらったときには感謝の気持ちを相手に伝えるのもワンランク上のドライバーの行動です。
道路の状況や人や物など周囲を把握する
軽貨物の場合は車両が小さいので狭い道路でも比較的スイスイと走行できますが、その分周囲に気を配る必要があります。
急ブレーキや急発進などで荷物を破損させないよう、予測しながら運転をしてください。とくに駐停車する場合には、周囲に人や物がないかどうかを確認します。
ミラーで確認するのは誰しもやることですが、ワンランク上のドライバーは車を降りて目視で確認しています。
できるだけ事故がない方がいいからです。また、信号が黄色に変わったら進むのではなく停止できるよう減速するのも重要です。
お客様の大切な荷物を急ブレーキや急発進で破損しないためにも必要な行動となります。夜道での走行中にできること
夕方から夜の走行中は暗くて視界が悪くなります。
運転中はほとんど前に集中するため周囲にあまり気を配れないケースが多いです。
渋滞を避けて人里離れた道路を走行するケースもあるかもしれません。そんなときに気を付けたいのはライトの向きです。
ハイビームは遠くまで見渡せるため非常に便利ですが、反対車線を走行するドライバーにも配慮する必要があります。
突然まぶしいライトで照らされたら事故を誘発するからです。ハイビームだけではなくライトの方向も、対向車線を走るドライバーを意識して調節してください。
これもワンランク上のドライバーが行っていることです。軽貨物ドライバーは企業の荷物だけではなく、一般のご家庭の荷物を配達するケースも増えました。
荷物を預かるときに荷主に不安感を与えない配慮も必要です。たとえば『笑顔で接する』『時間を守る』『丁寧に受け渡しをする』『挨拶をしっかりする』これらをしっかりと守って仕事をすれば、どんな荷主の方からも信頼されるワンランク上のドライバーです。
ルールが守れるドライバーの元には仕事がたくさん入ってきます。
ぜひこれらのことを意識してワンランク上のドライバーを目指してください。