【重要】軽貨物ドライバーが貨物保険に入るべき理由
- 2023.01.25配送コラム
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【重要】軽貨物ドライバーが貨物保険に入るべき理由
自動車の運転をする場合は保険に加入しなければなりません。軽貨物で仕事をする場合も同様に保険に加入する必要がありますが、自賠責保険・任意保険そして貨物保険に加入します。
本記事では、軽貨物に必要な貨物保険についてわかりやすく解説します。
・軽貨物に必要な保険は3種類
・貨物保険の必要性について軽貨物に必要な保険は3種類
ここでは、軽貨物を行うときに必要な「自賠責保険」「任意保険」「貨物保険」について、わかりやすく解説するのでぜひ参考にしてください。任意保険とは
任意保険は任意で加入する保険です。補償内容・保証額・付加サービスによって保険料が変わります。手厚い補償の内容であれば保険料は高くなりますが、いざ事故に遭ったときに非常に助かります。また、ロードサービスの利用もできるため、事故や故障によって車両が動かなくなった場合でも電話一本で助けに来てくれるメリットがあります。補償額も自賠責保険よりも手厚くすることが可能です。
任意保険のいいところは、欲しいと思った補償を選んでつけられる点です。自賠責保険で賄いきれない部分を任意保険で賄えるため、加入して損はしません。
保障の内容は事故による自分のケガ・相手のケガの補償・自分の栗間の補償・相手の車・物への補償とかなり手厚くなっています。
自賠責保険とは
自賠責保険は必ず加入しなければならない保険です。そのため強制保険とも呼ばれています。自賠責保険に加入していないのがバレると法律で罰せられます。しかもかなり重い罰を受けるため気を付けてください。自賠責保険に加入していない状態で運転した場合には、50万円以下の罰金または1年以下の懲役と違反点数6点となり、免許停止処分が下されてしまいます。他にも車検も受けられません。
自賠責保険の補償の範囲は対人事故のみです。死亡損害は最高3,000万円・後遺障害の場合は最高4,000万円・傷害の場合は最高120万円となっています。
貨物保険とは
貨物保険は軽貨物に関わらず、荷物の輸送を行っている方が加入する保険です。貨物保険と呼ばれていますが荷物保険・運送保険と呼ばれることもあります。荷物の輸送を行う事業者は、気を付けていても事故は絶対に防げるものではありません。もしも事故に巻き込まれて荷物を破損してしまった場合、その荷物を元に戻すのは困難です。
そこで破損した荷物の損害を保険で賄うわけです。貨物保険はオールリスク担保となっており、荷崩れによる破損や事故による破損までをカバーできます。
しかも業務形態によって運送中の補償と保管中の補償や期間や支払限度額を決められます。わかりやす設定で加入できるため不要な補償を外して保険料を安く抑えられるのも特徴です。
自賠責保険と任意保険に加入しているから貨物保険に加入しなくてもいいのでは?と思われる方もいかもしれませんね。しかしもしも高額な荷物を預かった場合、補償しきれない可能性もあります。補償ができなかった場合には社会的信用を落としかねません。特に個人事業主の場合は企業の後ろ盾がないので自分で信頼を勝ち取るしか方法がないのです。
こうした理由からいざというときのために任意保険や自賠責保険だけではなく、貨物保険への加入も必要なのです。