軽貨物の配送数、1日に何個が目安?

軽貨物の配送数、1日に何個が目安?
2023.02.24配送コラム

軽貨物の配送数、1日に何個が目安?

2019年度において、軽貨物の配送数は43億2349万個を記録したそうです(国土交通省の発表による)。
コロナ禍の昨今、宅配のニーズはさらに右肩上がりに伸びていて、忙しい反面「稼ぎやすい」と人気の職種になっています。

では軽貨物の宅配ドライバーは、1日あたり何個程度届けているのでしょうか?

・一般的なドライバーは1日に70~100個が目安
・軽貨物の配送数を増やすコツ

一般的なドライバーは1日に70~100個が目安

軽貨物の配送数について、一般的には70~100個が目安とされています。
入社して間もない方は、その数を目標にするのが良いでしょう。

ただ、「経験」「エリア」によっても配送数は左右されます。それぞれの要因について詳しく見ていきましょう。

経験豊富なドライバーは1日に100個以上

一般的なドライバーが1日に配達できる軽貨物は、70~100個程度です。
しかし優秀なドライバーだと100~120個、ベテランになると120~150個など、勤続年数や経験によっても左右されます。

一方、人によっては50個以下ということもあるでしょう。フルタイムで勤務している方は生活が危うくなるレベルですが、時短勤務の副業ドライバーは「勤務時間内だと50個が限度」と満足している方が多いようです。

配送エリアが住宅街だと配送数アップ

1日あたりの配送数は、担当するエリアによっても異なります。

もっとも効率よく配送できるのは住宅街でしょう。移動距離が短いほど短時間で多くの荷物を届けられるので、それだけ配送数も増加します。
また高齢者が住んでいる家は、昼夜問わず在宅している可能性が高いので、一度の配送で済む確率が高くなります。再配達の手間がない分、別の配送へ時間をまわせるでしょう。

一方、田舎のように住宅同士の距離があるエリアは、移動に時間がかかる分、効率的な配送はあまり期待できません。たとえ勤続年数が長いドライバーでも、こればかりは仕方のないことです。

軽貨物の配送数を増やすコツ

軽貨物の配送数は、経験や担当エリア、時には天候や災害などさまざまな要因で左右されます。
しかし収入を考えたときに、限られた時間の中で1件でも多く配達したいでしょう。

配送数を増やすためのコツは、大きく分けて2つあります。

積み込みを工夫する

いざ配達先に到着しても、荷物を探し出すまでに時間がかかっては勿体ありません。
スムーズに取り出せるように積み込みを工夫してみましょう。

配送ルートを考える

指定の配達エリアでも、右に左に行き来しながら配達する場合と、一筆書きのように配達する場合では、効率に大きな差が出てきます。
エリアの地図をしっかり頭に入れたら、できるだけ一筆書きでまわれるようにルートを考えてみましょう。
軽貨物の配送数について、一般的なドライバーが1日に配達できるのは70~100個程度です。
しかし経験や担当エリアによってはそれ以上も難しい話ではありません。

積み込み方や配送ルートを工夫して、限られた時間で効率よく荷物を届けましょう。