軽貨物ドライバー 売上が高い人の特徴

軽貨物ドライバー 売上が高い人の特徴
2023.03.27配送コラム

軽貨物ドライバー 売上が高い人の特徴

軽貨物ドライバーは、努力が収入に反映されやすい職種です。
そのため、同じ時間働いていても、売上が高い人と低い人に分かれる傾向があります。

「どうしてあの人はあれだけ稼げるのだろう」と不思議に思うこともあるでしょう。
実は、軽貨物ドライバーで売上が高い人には、主に3つの特徴があるのです。

・配送エリア全体を把握している
・荷物の積み方を工夫している
・再配達の回数が少ない

配送エリア全体を把握している

軽貨物ドライバーで高収入を得るなら、配送エリア全体の構造を頭に入れましょう。
売上が高い人は、「地図」はもちろん「地形」「道路」「建物の配置」などあらゆることを把握しています。
荷物をひとつでも多く届けるためには、「いかに効率よく回れるか」がカギです。「今日の届け先はこことここだから、今日はこのようなルートで回ろう。そういえばあの建物は一方通行道路の出口にあるから……」というように、頭の中でサッとルートを組み立てられるようになるのが理想でしょう。

土地勘のない場所が担当エリアになると、慣れるまで時間がかかります。そのため定時後や休日を利用してエリアを隈なく散策してください。

また、通常の配送時に「この建物に荷物を届けるためには駐車場の確保が必要だ」「この建物はカーナビに登録されていないようだ」など細かなことまでチェックすると尚よいでしょう。

荷物の積み方を工夫している

売上の高い軽貨物ドライバーは、荷物の積み方も工夫しています。
せっかく効率よくルートを回れても、届け先に到着してから荷物を見つけ出すまでに時間がかかっては勿体ないでしょう。

荷物の積み方に正解はありませんが、ベテランドライバーは以下のようなポイントを意識することが多いです。

  • ・封筒に入った薄型の配送物は、専用の箱にまとめて助手席に置いておく
  • ・指定された配達時間ごとに荷物をグループ分け
  • ・住所によって荷物をグループ分け
  • ・同じような形の荷物でグループ分け
  • ・配達が早い順から手前に積み、最後になりそうな荷物は奥に置く

どれも効果が期待できる方法なので、ぜひお試しください。

再配達の回数が少ない

荷物を届けた個数は売上に直結するので、できるだけ一度の配達で済ませましょう。
そのために必要なのは「再配達の回数を減らす」ことです。

置き配の指定があれば良いのですが、対面での受け取りを希望するお客様の場合は「配達する時間に在宅しているか」を把握してください。
こればかりは1日2日ではわからないので、軽貨物ドライバーとして勤務しながら、配送エリア全体の状況をチェックするのが一番です。たとえば「朝昼晩いつでも誰かが在宅している」「日中は誰もいない」というようにある程度把握しておけば、宅配⇒再配達の手間をかなり減らせるでしょう。

コミュニケーションが得意な方は、荷物を手渡したときにお客様に在宅サイクルについて聞くのもおすすめです。

軽貨物ドライバーで売上が高い人は、配送エリア全体を把握していたり、荷物の積み方を工夫したり、再配達の回数が少ないなどの特徴があります。

入社して数日ですべてをマスターするのは難しいかもしれませんが、これらを意識しながら勤務を続けるうちに、自然と“売上を伸ばすためのスキル”が身に付いているでしょう。