軽貨物を配送する際の注意点
- 2023.03.29配送コラム
-
軽貨物を配送する際の注意点
すべての軽貨物には、お客様の大事なモノが入っています。
軽貨物を配送する際の注意点を5つ紹介するので、ぜひ毎日意識してみてください。・荷物を丁寧に扱う
・荷物ごとの時間指定を確認する
・荷物の誤配に注意する
・バッテリーによる車両故障に注意する
・お客様には丁寧に対応する荷物を丁寧に扱う
当然のことではありますが、一つひとつの荷物は丁寧に扱いましょう。
配達中に破損したり汚れたりすると、損害賠償に問われることがありますし、何よりお客様が今後安心して依頼できません。しかし、「この破損(汚れ)はどの段階で生じたものなのか」が不明瞭なことがあります。自分の不注意かもしれませんし、他の配送業者が運んでいる段階ですでに問題があったとも考えられますし、あるいはお客様が持ってきたときにはすでに汚損していたのかもしれません。
荷物を預かったり引き継いだりする前には、荷物の状態をきちんとチェックしましょう。
荷物ごとの時間指定を確認する
時間指定がある荷物は、できるだけその時間内に届けるよう心掛けてください。
荷物を依頼通りに届けるのは、軽貨物ドライバーだけではなく運送業の基本事項です。
早いと不在の可能性がありますし、遅くても迷惑になってしまうので、あくまで指定された時間内に届けましょう。ただ荷物が集中する時期や天候によっては、指定時間内に届けられないこともあるでしょう。そのような場合は、届け先に電話で連絡してください。お客様は「荷物を受け取ったら外出しよう」というように、“その後”の予定を立てていることがあります。事情はあっても、遅くなるようなら必ずその旨を伝えてください。
荷物の誤配に注意する
軽貨物では、扱う荷物の形状が似通いがちです。
特に同じ地域で同じような荷物を配達する場合、誤配には十分にお気をつけください。届け先の住所に到着したら、荷札に記されている氏名や住所と一致するかを確認しましょう。特に「置き配」は誤配のリスクが高いのでご注意ください。
手渡しを希望するお客様には、「〇〇(住所)の△△様(名前)ですね」というように口頭で確認するとさらに安心です。バッテリーによる車両故障に注意する
軽貨物ドライバーはほぼ1日中運転するため、エアコンの負担が大きくなります。
特に夏場はバッテリーに影響しやすく、突然の故障で配達がストップするケースも珍しくありません。バッテリーの寿命は2~3年が目安です。車検の際に交換するよう心掛ければ、いつでも性能を保っていられるでしょう。
それでも“万が一”の事態が発生しないとは限らないので、ジャンプコードを常備しておくことをおすすめします。お客様には丁寧に対応する
軽貨物ドライバーにとっては100個の荷物のうちの1個でも、お客様にとっては待ちに待った特別な1個です。
次の配達時間も意識しなければなりませんが、焦るあまり、お客様への対応が雑にならないようご注意ください。対面で受け渡しする際はもちろん、再配達を依頼する電話にも笑顔で対応しましょう。いつでも誠実でいれば、万が一トラブルがあっても大きくなりにくいですし、何より「この仕事をやっていてよかった」と充実感を覚えながら働けるでしょう。
軽貨物を配送する際は、荷物を丁寧に扱ったり、誤配に気を付けたりなど5つのポイントを意識してください。
また、「配送」だけではなく、「お客様対応」も重要な仕事です。
忙しい日々の中でも、一つひとつの荷物と一期一会の出会いを大切にしましょう。