一般的なドライバーの軽貨物の配送数の目安は、1日70〜100個程度と言われていますが経験・エリアなどで配送数は変わってきます。

こちらでは、下記の2点に注目して配送数についてみていきます。

・1日の配送数はエリアによって異なる
・1日に100個以上配送できるドライバーはごくわずか

それぞれ順番に解説します。

1日の配送数は、都心や郊外など建物の密集率によって変わってきます。

都心だと住宅地も多いため、短時間で荷物を配送することができます。一方、郊外だと建物同士や住宅地が離れていることが多いため、荷物を配送するのに時間がかかってしまいます。

そのため、建物の密集率は軽貨物ドライバーにとって1日の配送数に大きな影響をあたえるといえるでしょう。

一般的なドライバーの1日配送数が70個〜100個なのに対して、勤続年数や配送経験が豊富なベテランのドライバーの場合は、1日に100個以上配送できる方もいます。

なお、大規模配送営業所で約10名くらい、中規模配送営業所で数名ほどのベテランドライバーがいるといわれています。

配送数アップのコツは、おもに下記の2つです。

・入念に配送ルートの計画を立てる
・荷物の積み込み方の工夫

一つずつ順番にみていきましょう。

配送エリア内で無計画な配送をおこなってしまうと大幅な時間がかかり、配送数に大きな影響がでます。

そこで配送エリア内の地図を入念に調べて、一筆書きで配送できるように配送ルートを計画しておくと、限られた時間で効率よく荷物を届けることができます。

荷物の積み込みの工夫も、配送数アップに欠かせないコツの一つです。

せっかく入念に配送ルートを計画しても、荷物を取り出すのに時間がかかってしまっては効率が下がって意味がありません。

スムーズに荷物を取り出せるように積み込み方を工夫すると効率が上がり、配送数アップにもつながります。