軽貨物ドライバーで確定申告が必要なケースは?条件や経費項目も
- 2023.04.17配送コラム
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軽貨物ドライバーで確定申告が必要なケースは?条件や経費項目も
「個人事業主の軽貨物ドライバーは確定申告が必要って聞くけれど、どのようなものが経費で落とせるのか、確定申告にはどのような書類が必要なのか」
そのように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
軽貨物ドライバーとひとことにいっても、確定申告が必要なケースや確定申告の種類も異なります。
そこで本記事では、個人事業主の軽貨物ドライバーの確定申告について詳しく解説していきます。
・軽貨物ドライバーにも確定申告は必要
・軽貨物ドライバーで確定申告が必要なケース
・確定申告の種類軽貨物ドライバーにも確定申告は必要
個人事業主の軽貨物ドライバーの方も、年間の合計所得金額が一定額以上あると確定申告が必要となります。一般的なドライバーは個人事業主として委託契約により働くケースが多いため、毎年2月に行われる確定申告の対象となります。
軽貨物ドライバーで確定申告が必要なケース
軽貨物ドライバーで確定申告が必要なケースはおもに2つあります。・所得が20万超える場合
・個人事業主やフリーランスの場合それぞれ順番に解説します。
所得が20万円を超える場合
副業で軽貨物ドライバーをしている方も、専業として軽貨物ドライバーをしている方も、年間所得が20万円を超える場合は確定申告が必要です。月収17000円を超えていれば年間所得が20万円に到達するので、確定申告が必要な方がほとんどでしょう。
個人事業主やフリーランスの場合
会社員の方は会社で源泉徴収がおこなわれているので確定申告の必要はないですが、個人事業主の軽貨物ドライバーは自分自身で経費や収入を計算して、確定申告をおこわなければいけません。確定申告の種類
確定申告には、おもに2種類の申告方法があります。・青色申告
・白色申告それぞれの特徴を解説していきます。
青色申告
青色申告は、多くの控除が受けられるのが特徴の申告方法です。
電子申告の場合最大約65万円の控除が受けられ、電子申告以外の提出の場合は最大約55万円の控除が受けられます。青色申告で確定申告を行う際は税務署に開業届を提出し、帳簿も記帳しなければならないため注意が必要です。
白色申告
白色申告は、帳簿の記帳が簡単にできるのが特徴の申告方法です。
青色申告と比較すると控除額が最大約10万円と少ないですが、決済書の作成が不要のため確定申告を簡単に済ませたい方におすすめでしょう。本記事では、軽貨物ドライバーの確定申告について解説しました。個人事業主の軽貨物ドライバーも、確定申告をおこなう必要があります。普段からこまめに収支管理をしておくと、確定申告の時期にスムーズに申請をおこなうことができます。
本記事を参考にぜひ、自分自身にあった方法で確定申告をしてみてはいかがでしょうか。