ドライバーに関係する保険とは
- 2023.05.31配送コラム
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ドライバーに関係する保険とは
軽貨物ドライバーとして働くなら、専用の保険に加入しておくことをおすすめします。
保険会社によって「ドライバー保険」「ちょいのり保険」など名称が異なりますが、おおまかな特徴は同じです。では、ドライバーに関係する保険について、特徴やサービス、選び方などを紹介します。さまざまな角度から比較して、ライフスタイルにぴったりの保険をお選びください。
・ドライバーに関係する保険とは
・ドライバーに関する保険の選び方ドライバーに関係する保険とは
ドライバー保険は別名「免許保険」とも呼ばれるサービスです。
自分で所有している車以外、つまり社用車やリース車にも適用できるのが大きな特徴です。一般的な自動車保険は、所有する「車」に対しての補償です。それに対してドライバー保険は、運転する「人」が補償対象になるため、どの車を運転していても適用できます。(※ただし、同居する親族や配偶者の車、最大積載量2トン以上の貨物車、自分が役員の法人名義の車などは適用対象外)
ドライバー保険はさまざまな保険会社が提供していますが、「対人賠償」「対物賠償」は基本セットとして補償されています。ただ、「搭乗者傷害保険」「人身傷害保険」などは特約になることが多く、中には取り扱いのない保険会社もあります。
ドライバーに関する保険の選び方
保険会社ごとにドライバー保険のサービスや内容は異なります。
選び方を紹介するので、ぜひ参考にしてください。プランやサービスを検討する
「対人賠償」「対物賠償」の契約だけでも良いのですが、軽貨物ドライバーとしてほぼ一日中車を運転することを考えると、できるだけ充実したプランを選ぶことをおすすめします。
24時間対応の事故受付センター、示談交渉のサービスなど、軽貨物ドライバーの“万が一”に備えて特約やオプションもご検討ください。無理なく支払えるかどうか考える
特約やオプションをつければ、安心して運転できるものの、それだけ費用に反映されます。毎月引き落とされることを考えると、あまりに費用がかさむようなら一度プランを見直したほうが良いでしょう。なおインターネットを経由した申込みなら、「証券不発行割引」を適用できる可能性があります。これは保険証券を発行しない代わりに500円ほど割引できる……というサービスです。インターネットのマイページからいつでも閲覧できるので、保険料削減にご活用ください。
運転する車が補償対象か確認する
ドライバー保険は「人」が基準なので、契約者が運転する車ならほとんど補償対象となります。しかし例外もあるのでご注意ください。たとえば同居する親族や配偶者の車、最大積載量2トン以上の貨物車、自分が役員の法人名義の車などには適用できません。いざ保険を使いたいときに「補償対象外だった」とならないよう、契約前にしっかり確認しておきましょう。
ドライバー保険には、一般的な自動車保険にはない特徴があります。
車に対する保険ではなくて「人」を基準にした保険なので、さまざまな車を運転する軽貨物ドライバーには万が一の備えになるでしょう。インターネットですぐに手続きできるドライバー保険も多いので、すき間時間に手続きを済ませて、堂々と配送に出かけてください。