クラウド会計ソフトとは、クラウドサービスの一種です。

今までの会計ソフトは、保存先が主にパソコン本体なので、パソコンが故障するとデータがすべて消失する危険性がありました。
クラウド会計ソフトは、データをすべてインターネット上に保管するのが特徴です。手元の機器が壊れても、データはクラウド上に安全に残ります。パソコン、スマートフォン、タブレットなど、インターネット環境さえあれば外出先でも手軽に入力・閲覧できるので、移動の多い軽貨物ドライバーにはかなり便利なツールになるでしょう。

仕事の効率を上げるために、クラウド会計ソフトを使う軽貨物ドライバーは数多くいます。
クラウド会計ソフトの主なメリット3つを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

金融機関と連携して情報を自動で入力

会計の業務は煩雑です。忙しい合間に時間をつくって、しかも間違えないように作業しなければならないのはかなり負担でしょう。

クラウド会計ソフトなら、金融機関と連携すれば、取引の情報を自動で入力してくれます。従来だと1時間かかるような作業も数十分で終えられることも珍しくありません。
軽貨物ドライバーが扱う荷物の数は右肩上がりに増えているので、“その他”の部分を効率化できれば、それだけ配送業務に集中できるでしょう。

外出先でも会計データを閲覧可能

クラウド会計ソフトはスマホにも対応するものがほとんどなので、外出先でも手軽に会計データを閲覧できます。
経費などの使用状況を逐一把握して、節約につなげてください。

確定申告に必要な書類も自動作成

いろいろな書類を作成するのが大変な確定申告ですが、クラウド会計ソフトなら必要書類を自動作成してくれます。
難しい入力作業はなく、簡単な質問に答えていくだけでパッと完成するので、毎年重宝するでしょう。

クラウド会計ソフトはさまざまな種類が販売されていますが、
・スマホからも操作できるか
・銀行口座やクレジットカードが自動化に対応しているか
の2点をチェックしてください。

口コミや評判を元に選ぶのも悪くありませんが、可能であれば、実際に操作してみて「使いやすいか」「わかりやすいか」も確認すると良いでしょう。