眠気を起こす原因は以下のとおりです。

●眠気が発生しやすい時間帯
●風邪薬などの副作用
●前日の睡眠不足

それぞれ順番に解説します。

眠気が発生しやすい時間帯

眠気が発生しやすい時間帯は、午後2時〜午後4時のあいだであるといわれています。

ちょうど、ランチタイムを終えて空腹が満たされたときの時間帯です。
そのほかの時間帯だと、深夜から朝方にかけての時間帯も注意が必要です。

風邪薬などの副作用

風邪薬などの種類によっては、眠気を誘発させる成分が含まれています。
そのため、運転前や運転中に服用をする際は、よく確認することが重要です。

前日の睡眠不足

睡眠不足や疲労が眠気を起こしてしまう主な原因の1つともいわれています。
適切な睡眠時間は7時間といわれており、運転前日はしっかりと睡眠をとることが重要です。

軽貨物ドライバーは、長時間の運転で疲労が蓄積します。

●まばたきが多くなる
●集中力がなくなる
●目がしょぼしょぼする
●フラフラ運転になる
●一瞬記憶が飛ぶ

このように、眠気の前兆が起きた場合は、すぐに車を停めて休憩することが大切です。

なお、フラフラ運転や一瞬記憶が飛んでしまうなどは、すでに居眠り運転になっていて、とても危ない状態ですので、すぐに体を休ませてあげましょう。

眠気覚ましのコツとグッズは、以下のとおりです。

●キシリトールガム
●カフェインをとる
●体に刺激を与える
●居眠りセンサーアラーム

それぞれ順番に解説します。

キシリトールガム

ガムを噛むと脳が刺激され血行がよくなるので、眠くなりにくいといわれています。

さらに、口内にも刺激を与えると眠気を覚ますともいわれているため、メンソールの爽快感のあるキシリトール入りのガムもおすすめです。

カフェインをとる

カフェインなど覚醒成分のあるものを摂取するのも効果的です。

コーヒー・紅茶の場合はブラックなど無糖のほうがより効果が高いので、そちらを選ぶといいでしょう。
ただし、カフェインの取りすぎは利尿作用があるため注意が必要です。

体に刺激を与える

メンソール入りの洗顔シートや目薬などで直接体に刺激を与えるのも対策の1つです。

体に直接刺激を与えることによって、一時的に眠気を覚ます効果があるので車に用意しておくのもいいでしょう。

長距離運転の軽貨物ドライバーに人気なグッズの1つに居眠りセンサーアラームがあります。

目の開きや頭の動きなどをセンサーで感知して、アラームで警告してくれる欠かせないグッズです。

なお、耳にかけるタイプやヘッドバンドタイプなどが販売されています。