確定申告時期の税理士事務所は繁忙期
- 2023.10.23配送コラム
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確定申告時期の税理士事務所は繁忙期
確定申告は、自分でおこなうことも可能ですが、事務作業が煩雑です。
間違えたまま計算してしまったり、時間を取られすぎて本来の業務がおろそかになったり……といった事態を防ぐためには、税理士に任せるのが一番でしょう。しかし確定申告時期の税理士事務所は繁忙期です。
余裕をもって依頼するためのベストな時期はいつ頃でしょうか?・確定申告は毎年2月16日~3月15日まで
・税理士に確定申告を依頼する時期の目安は「5月~10月」
・確定申告を税理士に任せるメリット・デメリット確定申告は毎年2月16日~3月15日まで
確定申告には期日があります。
受付は2月16日からですが、3月15日までにすべての手続きを済ませなければなりません。
(3月15日を過ぎても申告は可能ですが、控除額が大幅に減るなどのペナルティが課されます)軽貨物業で働く方は、領収書やレシートなどが毎日溜まっていくでしょう。確定申告の時期にそれらをまとめて整理するのは非常に労力がかかります。税理士に任せればすべて引き受けてもらえますが、繁忙期に依頼すると、他の依頼者との兼ね合いで「今依頼されても3月15日までには間に合いそうにない」と断られてしまうこともあるのでご注意ください。
税理士に確定申告を依頼する時期の目安は「5月~10月」
確定申告をすべて税理士に任せるなら、おすすめの依頼時期は5月~10月です。
一般的に、税理士事務所は6月~11月が閑散期で、12月~5月までが繁忙期といわれています。11月以降になると確定申告の準備が本格化しますので、なるべくその前までに依頼するのが良いでしょう。空きがあれば11月や12月に駆け込みで依頼できる場合がありますが、1年分を短期でまとめて申告を行うので通常時より割高になる可能性があるので注意です。
確定申告を税理士に任せるメリット・デメリット
確定申告では、1円のミスもなく正確な申告が求められます。
忙しい軽貨物ドライバーにとって、税理士の存在は心強いでしょう。確定申告を税理士に任せると、以下のようなメリットが期待できます。
・ミスのない正確な書類作成
・得になるようなアドバイスをしてくれる
・本来の業務に集中できる
・税務調査が入っても税理士が立ち会えるなお、顧問契約をすれば、経営や節税の相談にも乗ってもらえます。
一方、デメリットは以下の通り。
・依頼するための費用がかかる
・税理士任せにしすぎると税の知識が身につきにくい特に「依頼するための費用」についてはご注意ください。収入が少ないと、税理士費用が大きな負担になる恐れがあります。
依頼費用を相談したうえで、負担なく支払える額かどうかをしっかり確認しましょう。確定申告時期の税理士事務所は繁忙期なので、依頼しても思うような返事がもらえないこともあります。税理士にお願いしようとお考えの場合、なるべく早めの相談を行うようにするのがポイントです。確定申告だけではなく、困ったときも相談できるような、信頼のおける税理士を見つけて末永く付き合っていきましょう。