【働きやすい理由】軽貨物事業は掛け持ち可能

【働きやすい理由】軽貨物事業は掛け持ち可能
2024.04.05配送コラム

【働きやすい理由】軽貨物事業は掛け持ち可能

ここ数年の間、軽貨物事業者の仕事を選ぶ方が増えています。特に個人事業主として軽貨物事業者になる方が多いのです。本記事ではなぜ軽貨物事業者を選ぶ方が増えたのか、その理由を紹介していきます。

・個人の軽貨物事業者が増えた背景
・軽貨物事業のメリットとデメリット
・軽貨物事業においての掛け持ち例
・掛け持ちする場合の注意点

個人の軽貨物事業者が増えた背景

軽貨物事業者が増えた背景はひとつではありません。コロナ禍の巣ごもりにより個人のネットショップ利用が増えたり、法律の改定により運送業界全体が業務の改善などをおこなわなければならなかったりさまざまな理由があります。

しかし、その中でも個人事業主に軽貨物事業への参入者が増加した大きな理由として、掛け持ちが可能であることや時間を有効活用できるのがあげられます。

また、軽貨物事業は普通運転免許があれば男女や年齢に関係なく仕事ができる点も、軽貨物事業者を選ぶ方が増えた理由です。

軽貨物事業のメリットとデメリット

会社にしばられず自分の好きな時間に働ける環境を手に入れられるのが最大のメリットです。特に小さなお子さんのいるご家庭では、保育園や幼稚園などに預けていても体調によってお迎えに行かなくてはならないケースも多いです。

しかし軽貨物事業で個人事業主として働いているのであれば、誰にも迷惑をかける心配もありません。また、高齢の身内がいる場合も同様です。時間にある程度の自由がある点や、途中で抜け出して用事を足せるので女性にも人気があります。

逆にとにかく収入を増やしたい方でも、仕事をする量や時間を加減すれば収入を増やせます。

ただしデメリットもあり、最大のデメリットは軽自動車がない場合は用意しなければなりません。また、事業者として登録する手間が多少かかります。それ以外では大きなデメリットがないので魅力的な仕事です。

軽貨物事業においての掛け持ち例

ここでは、軽貨物事業を掛け持ちしている例をいくつか紹介していきます。これから軽貨物事業への参入を検討中の方はぜひお役立てください。

掛け持ち例①複数の運送会社の荷物を請け負う

個人事業主として軽貨物事業をしている方の多くが行っているのが、複数の運送会社の荷物を請け負うという方法です。これは軽貨物事業を個人事業主として行っている方にとっては最高に魅力的な掛け持ちです。

実は大手運送会社では人手不足を補うために、個人の軽貨物事業者に荷物の配送や配達を依頼するケースが増えています。この場合は複数の運送会社の荷物を掛け持ちするといった形です。

運送会社の掛け持ちする魅力は、一社のみの荷物を請け負うよりもより多くの荷物の配送ができる点です。荷物の量が増えれば当然収入も増えるため、稼ぎたい方にはおすすめの掛け持ち方法になります。

掛け持ち例②企業に勤めている方が副業で行える

日本の企業では一般的に副業を禁止しているところが多かったのですが、働き方改革やコロナ禍を経て徐々に副業を許可する企業が増えてきました。そして副業として軽貨物事業を始める方が増えてきたのです。

軽貨物事業者として副業をするメリットは、配送の時間や曜日を自分で決められる点です。休みの日や会社が終わってから配送の仕事をするので、収入が倍増することはないかもしれません。

しかし以前のように軽バンや軽トラックじゃなく、自家用車の軽自動車でも軽貨物事業に参入できるようになったので始めやすくなったのは大きな魅力です。

掛け持ちする場合の注意点

個人事業主として軽貨物事業者が運送会社の掛け持ちを行う場合、配送できないほどの荷物を請け負わないよう注意しなければいけません。配送にかかる距離や時間を計算して配送可能な荷物の量を把握してください。

万が一配送が間に合わなかった場合、お客様にも荷物を請け負った運送会社にも迷惑がかかってしまいます。企業にお勤めの方が副業として軽貨物事業を行う場合も同様に、無理な労働で本業に支障が出てはいけません。

いずれにしても取引先の企業や配送先のお客様、そして本業の企業に迷惑がかかるだけではなく、自分の信用も失いかねないからです。

ここまで、軽貨物事業者として働く魅力・メリット・デメリットそして掛け持ち例について紹介しました。ある程度企業も掛け持ちに理解を示している現代でも、将来性の高い仕事を見つけるのは難しいものです。

しかし軽貨物事業なら、将来性もありますし中高年になってもできるお仕事です。副業や掛け持ちを検討中の方で運転免許を取得している方は、ぜひ軽貨物事業を検討してみてはいかがでしょうか。