いつ使う?軽貨物の定期便の上手な使い方

いつ使う?軽貨物の定期便の上手な使い方
2024.04.29配送コラム

いつ使う?軽貨物の定期便の上手な使い方

運送会社に荷物の輸送を依頼するときに悩むのが「輸送の種類」です。運送会社で行う輸送サービスには荷主の要望に応じたサービスを行っていますが、本記事では「定期便」の利用について分かりやすく説明します。

・軽貨物の定期便とは
・用途は無限大!軽貨物の定期便の利用例
・軽貨物の定期便は一定の荷物の輸送があれば誰でも頼める

軽貨物の定期便とは

軽貨物は小回りがきく軽自動車(軽バンや軽トラック)を利用して荷物の輸送を行うため、場所を選ばずスピーディーに荷物の輸送を行えるとして人気があります。

利用するのは一般企業や運送会社そして個人の利用者も多いです。定期便は定期的に荷物の集荷と配送を行うサービスで、ルート配送ともいわれている配送方法です。

一定の荷物を決まった場所に輸送するのに適しています。

用途は無限大!軽貨物の定期便の利用例

軽貨物の定期便は一定の荷物の輸送をしたいときに便利な方法ですが、漠然としすぎていてどんな時に使ったらいいのかがわかりにくいかもしれません。なのでここでは利用例を紹介します。

① デパートや量販店から個人宅へ荷物の配達

デパートなどで持ち帰れない商品の購入をした場合、自宅まで配達をお願いする方も多いです。特に多いのが大型家電の配達で、ほかにはお中元やお歳暮などの依頼をするときにも定期便を利用する企業が多いです。

たとえ配達先が違っていても、一定の荷物の配達が毎日あれば定期便の契約をする企業が多いです。なんといってもコストを安く抑えられるメリットがあります。

② 問屋や卸業者から小売業者への輸送

特に生鮮食品など毎日仕入が必要な小売店では、注文した問屋や卸業者から荷物を集荷して輸送してもらうケースが多いです。毎日の仕入れが楽になりますし燃料費の節約にもつながります。

仕入したい小売業者だけではなく、問屋など卸業者が定期便を利用するケースも多いようです。

③ お弁当や総菜などを工場から小売店へ

スーパーの総菜コーナーでお惣菜を作っているケースもありますが、工場で生産されたお弁当や総菜を販売するケースも多いです。こうした場合にも軽貨物の定期便を利用します。

また、お弁当屋が企業へお弁当の販売契約を行っている場合にも同様に、配達先にお弁当を定期便を利用して届けるケースも増えています。

④ ダイレクトメール(DM)やカタログの輸送

定期的にダイレクトメールやカタログなどを発行している企業での利用も増えています。この場合は管理までも任せられる軽貨物事業者にまとめて依頼することが多いようです。

⑤ 企業間での書類や商品の移送

同企業間で書類や商品を移動しますが、商品は一定ではありませんが書類については定期的に輸送を行います。以前は郵便などを使っている企業もあったようですが、最近では軽貨物を利用しています。

⑥ 宅配業務代行

最近増えているのが定期購入で商品を購入する方法です。1カ月ごとに商品が届くため、利用者はなくなったら買いに行く手間がかかりません。特にコスメ関連の定期購入は女性に大人気です。

コスメだけではなく小物やハンドメイド商品の定期購入など、種類も多岐にわたります。こうした定期購入の宅配業務を代行する時にも軽貨物の定期便が大活躍しています。

軽貨物の定期便は一定の荷物の輸送があれば誰でも頼める

どんな時に軽貨物の定期便を使えばいいのか悩んでしまうかもしれませんが、実際には一定の荷物の輸送の予定があればどなたでも定期便を利用できます。

たとえ短期間であっても問題はありません。もちろん毎日配送がなかった場合でも利用は可能です。たとえば週2回の配送がある場合でも1日単位で料金が設定されているので問題はないのです。

軽貨物の定期便を利用すれば、それまで配送に使っていた時間を別のことに使えるようになります。空いた時間にほかの仕事に集中できるので、仕事の効率も上がるかもしれません。

もしも今、一定の荷物の配送を自らしているのであれば、ぜひ軽貨物の定期便を上手に活用して時間を有効活用してください。