個人事業主が軽貨物会社を選ぶ時のポイント

個人事業主が軽貨物会社を選ぶ時のポイント
2024.06.24配送コラム

個人事業主が軽貨物会社を選ぶ時のポイント

軽貨物事業は誰でも簡単に参入できる人気の業種となっています。個人事業主が軽貨物事業を開業するのも意外と簡単です。しかし問題は安定した仕事量の確保をどうすべきかかもしれません。

そこで、本記事では軽貨物会社を選ぶ時のポイントをいくつか紹介します。

・面接のときの対応がしっかりしている
・個人事業主に対する福利厚生が充実している
・契約する際に契約書がある会社を選ぶ
・評判がいい会社を選ぶ

面接の時の対応がしっかりしている

個人事業主として物流会社と契約を行うのは、仕事量の確保をするために必要です。いきなり物流会社に電話して「仕事をください」といっても仕事の確保はできません。

そのため、物流会社と面接を行い契約書を交わして仕事を確保するのが一般的です。一般的な軽貨物会社でも大手物流会社でも同じ工程を経て仕事を頂きます。

いい会社かどうかを見極めるポイントは、面接のときにしっかりとしたパンフレットや資料を提示してくれる会社かどうかです。その会社がどんな会社で将来どうしたいかなどのビジョンが見える会社を選びましょう。

個人事業主に対する福利厚生が充実している

契約を検討している軽貨物会社や物流会社が、個人事業主に対する福利厚生をしっかりと設けているかも重要です。もちろんその会社で働くわけではないので、社員同様の福利厚生は望めません。

しかし、もしも荷物の配送をしているときに事故を起こしてしまった場合の補償は欲しいところです。事故によってケガをしたり車が破損してしまったりした場合、最悪仕事ができません。

そういうときのために個人事業主に対して福利厚生がしっかりしているかどうかは重要です。また、中にはお祝い金制度を導入している企業もあるので、こうした制度がある会社もいいかもしれません。

特におすすめなのは、社会保険加入制度がある会社です。というのも個人事業主は基本的に国民年金で国民健康保険だからです。どうしても厚生年金の方が将来のことを考えたときに手厚いので助かります。

契約する際に契約書がある会社を選ぶ

軽貨物会社によっては口約束で契約を交わそうとする会社があるようです。最近ではそんなに多くはないかもしれませんが、もしも口約束で契約を結ぼうとする会社は避けた方が無難です。

契約書があった場合でも、報酬の何割が手数料かどうかの記載がしっかりとされている会社を選びましょう。一般的な手数料は15%~20%が多いです。それ以上の会社を避けるのはもちろんです。

しかし手数料はいりませんといった会社も避けた方がいいかもしれません。その理由は手数料を最初に引いておいて、さも手数料を引いていないかのように装う会社があるからです。

こうした問題を避けるためにも、契約書にはしっかりと目を通して疑問に思うことはなんでも聞くようにしてください。

評判がいい会社を選ぶ

ショップで買い物をするにも最近では口コミをインターネット上で調べる方がいます。実は軽貨物会社を選ぶときにもインターネット上の口コミをチェックしてみてください。

大手検索エンジンのGoogleはもちろんですが、就職情報サイトで面接を希望している軽貨物会社を検索すると、その会社の評判が記載されていることがあります。

その口コミをよく見て、評判のいい会社との契約を検討すれば失敗が少ないかもしれません。

せっかく個人で軽貨物運送を始めるのだからこそ、諦めない会社選びをしなければなりません。そのためにも軽貨物会社を選ぶときに、失敗しないポイントを抑えて契約しましょう。

この記事が、これから個人事業主として仕事を確保しようとしている方の助けになれば幸いです。