増え続ける軽貨物ドライバーの仕事とメリット

増え続ける軽貨物ドライバーの仕事とメリット
2024.07.10配送コラム

増え続ける軽貨物ドライバーの仕事とメリット

運転免許があれば誰でも簡単に参入できるのが魅力の軽貨物ドライバーですが、軽貨物ドライバーが不足しているため参入するなら今かもしれません。

しかし、ドライバーとして働いたことがない方にとって、参入するだけの魅力があるかどうかが気になるところでしょう。そこで本記事では、軽貨物ドライバーの魅力やメリットについて紹介します。

・軽貨物ドライバーの仕事とは
・軽貨物ドライバーのメリット
・軽貨物ドライバーのデメリット

軽貨物ドライバーの仕事は、軽バンを使用して荷物を配達します。個人事業主として仕事をする方もいれば、運送会社と業務委託をして仕事をする方もいるなど働き方も多様です。

形態としては「ルート配送」「スポット便」「業務委託」などがあります。どの業種も配送するのは同じですが、確保できる荷物の量が若干変わってきます。

より多くの仕事量を確保するのであれば、ルート配送や業務委託などが安定的に仕事量の確保ができるのでおすすめです。

軽貨物ドライバーのメリット

ここでは軽貨物ドライバーのメリットについて紹介していきます。

仕事する時間が自由

個人事業主なので仕事をする時間は基本的に自由です。午前中に家のことを済ませて午後から仕事を行うことが可能なため、お子さんや高齢者がいる方でも働きやすい環境を作れます。

また、休みの日も自分で決定できるので、家族の予定とも合わせやすくなります。こうしたメリットがあるため、女性の軽貨物ドライバーも多く出現しています。

長距離の仕事がほぼない

軽貨物ドライバーのメリットの一つが長距離の仕事がほぼない点です。もちろん全くないわけではありませんが、ほとんど短距離~中距離程度の仕事です。

なので自分の時間が全く取れないといった問題も起りにくいです。

仕事をすればするほど収入が増える

個人事業主なので、収入を上げたい時には仕事量を増やせばいいのです。これも個人事業主ならではのメリットです。ただし仕事量を増やすためには増やしやすい環境を整えましょう。

大手運送会社との業務委託を検討してみたり、適度にスポット便などを行って高額報酬を狙ってもいいでしょう。

軽貨物ドライバーのデメリット

自由度が高くメリットが多い軽貨物ドライバーですが、デメリットも知っておく必要があるので紹介していきます。

メリットが大きい業務委託ですが、デメリットが全くないわけではありませんので紹介していきます。

信用を得るのが難しい(時間がかかる)

会社員などから軽貨物ドライバーになる方も多いだけあって、異業種から転職された方が信頼・信用を得るのは難しいかもしれません。これが軽貨物ドライバーのデメリットの一つです。

どんな仕事であっても信頼・信用を得るまでには長い時間がかかってしまうものなので、あまり気負わず丁寧な仕事を心掛けるといいかもしれません。

経費は自分で支払う

個人事業主なので当然経費は自分で支払う必要があります。これがデメリットの一つです。特に近年はガソリンの価格が高騰している状態なため、燃料費は頭を悩ませる原因となるかもしれません。

また、使用している車の車検や整備費用、税金や保険なども自分で支払い必要があります。

仕事は自分の足で探す

初めて軽貨物ドライバーになる方にとって、最も悩むのが仕事の取り方かもしれません。個人事業主であるからには自分の足で仕事を確保していく必要があるからです。

もし、軽貨物ドライバーになる前に運送会社の知り合いがあれば、その方のつてを使ってみてもいいでしょう。荷主とドライバーをつなぐ「マッチングアプリ」を活用するのもおすすめです。

仕事を休むと収入が減る

軽貨物ドライバーは仕事を休むと収入が減ります。また、仕事を休むと信用を失くしてしまったり、仕事の量が減ってしまったりする可能性は否定できません。

体調管理には十分気を付ける必要があります。また、もしも事故に巻き込まれてしまった場合の休業補償もありません。可能であれば休業補償保険に加入してもいいと思います。

余裕があれば、休業補償をしてくれる保険への加入を検討されてもいいかもしれません。

もしもの時のために備えれば安心

休業保険に加入していない場合には不安が大きいと思います。そんな時のために最低でも100万円くらいは 貯金をしてから軽貨物ドライバーを目指すといいかもしれません。

何事も備えあれば患いなしといいますし、100万円程度あれば2か月~3カ月程度の生活の保障ができます。

ここまで、軽貨物ドライバーのメリット・デメリットを紹介してきました。デメリットもありますがやる気があれば高収入を狙える仕事であるのは間違いありません。

もし、個人事業主となって軽貨物ドライバーを目指しているなら、デメリットを補える準備をしっかりして軽貨物ドライバーとして開業してください。