スマホながら運転は危険!その背景と罰則
- 2024.08.09配送コラム
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スマホながら運転は危険!その背景と罰則
スマートフォンの登場で、通話はもちろんゲームやインターネットなどを気軽に楽しめるようになりました。しかし、もしも運転中のながらスマホで大きな事故を起こしてしまったら大変です。
本記事では、スマホのながら運転による危険性と罰則の強化について紹介していきます。
・携帯電話やスマートフォンは便利だけど
・スマホのながら運転の危険性を知ろう
・改正道路交通法による罰則をチェック!
・スマホのながら運転の罰則が厳しくなった背景携帯電話やスマートフォンは便利だけど
携帯電話の出現により、私たちの生活の質はぐっと上がりました。いつでも必要な時に通話ができるため、公衆電話を探す手間も小銭を持ち歩く必要もありません。
そのため普及率も上がり、今では携帯電話を持っていない人の方がめずらしいくらいです。特にスマートフォンが発売されてからは、画像や動画などを見られるようになりました。
その結果運転中にスマートフォンを操作するユーザーが増えたのも事実です。その結果として重大な事故が増えてしまったのです。
スマホのながら運転の危険性を知ろう
なぜスマホのながら運転は危険だといわれているのでしょうか。その理由はスマホの普及以前と比べると、普及後の方が交通事故の件数が増加傾向にあるからです。しかも死亡につながる重大事故が増えています。
警察庁の調べによると、スマホのながら運転による死亡事故率は、ながら運転をしていない事故に比べると約4倍近くも高くなっていると発表しています。
実は自動車の運転中のながら運転だけではなく、自転車やバイクの運転時のながら運転による事故率も高くなっているのです。スマホの画面を見ているため、より大きな事故につながる事がわかります。
改正道路交通法による罰則をチェック!
スマホのながら運転による事故が重大事故につながりやすい事を受けて、道路交通法が改正されました。ここではもしもスマホのながら運転で事故を起こしてしまった場合の罰則について紹介していきます。
携帯電話使用等による事故を起こした場合、1年以下の懲役または30万円以下の罰金となっています。反則金の適用はなしですが、ドライバーにとって気になる点数は6点の減点となります。
6点の減点は取り消しとまではいきませんが停止30日です。次に使用や保持(車に取り付けしている状態)の場合、6か月以下の懲役または10万円以下の罰金です。点数は3点で停止などはありません。
しかし前歴によって行政処分は変わって重くなっていきます。
スマホのながら運転の罰則が厳しくなった背景
スマホや携帯のながら運転の罰則がどうして厳しくなったのでしょうか。調べてみると、実は令和3年以降に事故の件数が増加していったためでした。しかも死亡事故につながる重大事故の件数増加が背景にあります。
運転しながらスマホや携帯での通話は、周囲を見ているように思っていても注意が散漫になってしまいます。もしも危険が迫っても発見の遅れにつながる可能性が大きい事も問題となっているのです。
通話でも重大事故につながる確率が上がるのに、画面を注視すればなおさら危険察知が遅れて大きな事故につながります。こうした背景から罰則が厳しくなっていったのです。
ちょっとだけだから大丈夫だろうと思った結果、重大事故を起こしてしまってからでは遅すぎます。たった2秒よそ見をしただけでも40kmで走行している車は約22.2mも進んでしまうのです。もしも人が道路を渡っていたら?と想像したら恐ろしいものがありますよね。大きな事故を起こしてその後の人生に影を落としかねないので、スマホのながら運転は絶対にしてはいけません。
ここまで、スマホのながら運転による危険性や罰則について紹介しました。事故を起こさないためにもスマホのながら運転は絶対にやめましょう。