ドライバーが夜間配送を行う際の4つのポイント
- 2024.10.04配送コラム
-
ドライバーが夜間配送を行う際の4つのポイント
報酬が高くて交通渋滞が少ない夜間配送ドライバーは人気のお仕事です。確かに高額報酬になりやすく空いている道路を運転できて楽しいかもしれませんが、その分昼間よりも危険度は増していきます。
そこで、本記事ではドライバーが夜間配送を行う際のポイントをいくつか紹介します。
・夜間配送ドライバーのここが良い!
・夜間配送ドライバーが直面した実際のアクシデント
・ドライバーが夜間配送を行う際のポイント夜間配送ドライバーのここが良い!
夜間配送ドライバー経験者なら誰もが「お給料が良い」と答えると同時に「渋滞のストレスがない」と口をそろえて言うでしょう。確かに夜間なのでお給料は昼間のドライバーよりも高めです。
高めに設定している会社が多いのも事実です。もちろん運ぶ荷物の種類にもよるかもしれませんが、概ね夜間配送のドライバーの方が昼間のドライバーよりもお給料が高い傾向にあります。
そのため短期間でお金を貯めたいといった方に非常に人気が高い仕事です。
夜間配送ドライバーが直面した実際のアクシデント
高額報酬で渋滞が少ない(ほぼ無い)ので仕事がやりやすいのが夜間配送ドライバーです。しかし全くトラブルが無いドライバーはいないと言っても過言ではありません。
困るのは車両の故障です。夜間なので街中の自動車修理工場はもちろん開いていません。会社に連絡して応援を待たなければならないですし、荷主にも連絡を取るなど意外と大変なのも夜間配送の特徴です。
最も怖いのが事故で、夜間の事故は大きな被害が出る確率も上がります。こうした危険性を含めてが夜間配送ドライバーの仕事です。
ドライバーが夜間配送を行う際のポイント
トラブルに遭う遭わないは全てのドライバーが注意すれば大きな問題ではありません。ここでは夜間配送を行う際のポイントを紹介していくのでご覧ください。
安全第一なドライビングを行う
夜間配送の魅力は何と言っても渋滞にほぼ当たらない点です。そのためついついスピードが出てしまう傾向があります。せっかく快適な道路状況なのに自分が事故を起こしては意味がありません。
そのため夜間配送ではより一層安全運転を心掛ける必要があります。信号を守るのは当然ですが、特に気を付けたいポイントとしては視覚の確保です。暗いので人や物が落ちていても気づきにくいのです。
なので対向車がいない時はハイビームで遠くまで見えるようにしましょう。また、お届け先までの距離に関わらず余裕を持ったスケジュールを立ててください。
交通状況を確認してルートを決める
中長距離の配送先の場合は道路状況を事前にチェックするのもポイントです。途中で工事がないかや事故などの情報が入っていないかなどもチェックする必要があります。
事前に状況がわかっていれば別のルートを選ぶのも容易くなります。そのためにもある程度余裕のある運行スケジュールと時間を取る必要があります。
疲労や睡眠不足への対策を行う
夜間配送は昼間の配送と違って外は真っ暗なため、疲労の蓄積を感じやすく睡魔も感じやすくなります。特に睡魔に耐え切れず居眠り運転をすると事故につながります。
夜間の事故は大きな事故になりやすいため、普段から睡眠時間はたっぷり取り睡魔対策を行いましょう。また、目が疲れたと感じたり体調に変化を感じたら休憩が必要です。
少しの時間でも休めば疲労は回復できます。ただし仮眠を取る場合は横になって眠ってください。座った状態だと疲れは取れにくくなるからです。
民家がある場所を通る場合はスピードを緩める
夜間配送を行う際の重要なポイントの一つは住宅街を走る時の住民への配慮です。スピードを落として走行音を小さくします。こうした配慮は会社への苦情の軽減ができます。
特に個人で配送ドライバーを行っている方は、こうした配慮ができれば次の仕事にもつながっていきます。
ここまで、夜間配送ドライバーとして仕事をするための重要なポイントを紹介してきました。高額報酬にだけつられて夜間配送ドライバーを目指すのではなく、マナーを守ったドライバーを目指しましょう。マナーは人のためでもありますが、自分の命を守るためのものでもあります。ぜひ安全運転を心がけて楽しく仕事をしてください。