軽貨物業界での仕事は、会社員のような固定給制ではありません。
労働時間や配達した荷物の数が多いほど、収入アップが期待できるでしょう。

軽貨物業界では年齢も学歴もなく人材を募集していることがほとんどです。
“丁寧にしてくれる方”なら、留学生や定年退職後の方も採用が期待できるのです。

軽貨物業界が扱う荷物は比較的軽量なので、シニアや女性でも扱いやすいでしょう。

軽貨物ドライバーの場合、1日の大半を一人で過ごします。
「一人だと仕事が捗る」「前の職場は人間関係が原因で退職した」など、一人作業を望む方には最適でしょう。

特に、車両で荷物を配達している間は完全に一人きりです。
事故に気をつけながらマイペースで運転しましょう。

軽貨物業界では、自分の都合に合わせた働き方が可能です。
「今月は用事が多いから休みを多めに取りたい」「毎週水曜日は休みにしたい」などシフトを自由に組み立てられるので、プライベートと両立しながら充実した働き方ができるでしょう。

シフトが自由なので、副業としても注目されています。

軽貨物業界では、基本的に業務委託契約で働く形になります。
そのため、会社の規則や人間関係などに縛られることはありません。仕事に集中できる環境が整っているのは、会社員にはない大きなメリットでしょう。

上司や同僚はいませんが、お客様と接する機会は毎日のようにあります。
「笑顔で挨拶」「お礼を言う」など、最低限の礼儀・コミュニケーションは忘れないようにしてください。

開業と聞くと手続きが煩雑に思えるかもしれませんが、軽貨物配送事業として独立するのは比較的容易です。

フリーランスで始める場合は、
・税務署：個人事業の開業・廃業等届出書の提出
・運輸支局：軽貨物運送事業の届け出と事業用軽貨物の登録
・軽貨物検査協会：事業用ナンバー（黒ナンバー）への変更
のステップで開業手続きが完了します。

なお、委託会社で車両をリースで借りる場合、上記の開業手続きは必要ありません。

「思い立ったが吉日」で、始めやすい業界なのです。