【初心者ガイド】軽貨物業界の基本と仕事の流れ
- 2024.11.08配送コラム
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【初心者ガイド】軽貨物業界の基本と仕事の流れ
近年、オンラインで商品の売買を行う方が急激に増えました。それは現在でも増え続けると言われており、今後は自宅にいながら必要な商品をオンラインで手に入れるのが普通になっていくと言われています。
便利な世の中になりましたが、同時に配送業界では慢性的な人不足が懸念され続けています。そんな中で盛り上がっているのが軽貨物業界です。本記事では軽貨物業界の基本と仕事の流れを紹介します。
・軽貨物業界の基本
・軽貨物は需要が高い業種
・同業者との仕事がかぶりにくいのはなぜか
・軽貨物業界に参入するまでの流れ
・軽貨物事業者になってからの仕事の流れ軽貨物業界の基本
軽貨物業界とはバイクなどを含む軽貨物用自動車などの小型車を使って荷物を輸送する業種です。しかし一般的には軽貨物や軽自動車などを使って荷主から荷物を預かり、指定された目的地へと荷物を運ぶ業者です。以前は軽トラックや軽貨物用のバンタイプの車両しかできませんでしたが、最近になって自家用軽自動車でも参入ができるようになっています。つまり軽自動車を持っている方なら誰でもできる仕事です。
運送会社としてスタートする事業者もいれば、個人で登録して事業を展開している方も増加している状況です。
軽貨物は需要が高い業種
軽貨物事業は非常に需要が高い業種で、物流業界においても需要が高い魅力のある業種でもあります。その理由は中・大型トラックでの輸送より柔軟性が高く、物流業界の痒い所に手が届く業種だからです。車がコンパクトなため大型トラックでは配送しにくい場所へも配送が可能なのも重宝される大きな理由でもあります。
他にも同じ軽貨物業者同士で仕事がかぶりにくいのも特徴です。
同業者との仕事がかぶりにくいのはなぜか
軽貨物業界への参入がしやすいと同業者が多いわけですから仕事がなくなるのでは?と思うかもしれません。せっかく仕事を始めるなら仕事量をある程度確保できるのかが気になる方もいるかもしれません。
しかし軽貨物配送は柔軟なサービスが可能なため、独自のサービスを作りやすく同業者との差別化がしやすいのです。アイディア次第でニーズに合った業務を展開できるのが大きな魅力となります。
例えば引越し業界・地元スーパー・山岳地域のお買い物のお手伝い・企業へのお弁当配送などさまざまなタイプのお仕事への参入が可能です。他の業者にはない部分に目を向ければ無限大に仕事はあります。
軽貨物業界に参入するまでの流れ
軽貨物配送に参入するのは意外と簡単です。用意するのは配送に使用する軽自動車(軽トラック・軽バンなど)と営業所(自宅でも可能)そして駐車場です。
これが揃っていれば陸運支局へ書類を持って登録できます。より信頼性を高めるためにも軽貨物業者として登録するのが望ましく、そのためには黒ナンバーが必要となります。
書類が受理されれば黒ナンバーをもらって、取付けたらその日から配送業者として仕事ができるようになるので簡単です。
軽貨物事業者になってからの仕事の流れ
軽貨物事業者になってからの1日の仕事の流れについて簡単に説明します。まずは仕事に出る前の準備から行います。荷物の集荷を行う場所に行って配送場所の確認などをしておきます。
準備が整ったら配送を行い仕事が終わったら翌日の準備と車両点検を行います。実際にはこの作業の繰り返しを行いますが、1年に1度は確定申告などの書類の作成と提出も行う必要があります。
他にも気を付けなければならないのは健康管理です。病気をすれば仕事ができなくなり、長引けば信頼を失いかねないので普段から健康管理には十分に気を付けてください。
ここまで、軽貨物事業について簡単ではありますが紹介しました。軽貨物事業は将来性が高く自分のアイディア次第で仕事への意欲や差別化ができる仕事でもあります。今より仕事へのやりがいを感じたい方や満足できる収入を得たい方は、ぜひ軽貨物事業への参入を検討してみてください。本記事でそのお役に立てれば幸いです。