ハンドキャリー便は名前の通りで配達スタッフが手で荷物を運ぶスタイルです。軽貨物ハンドキャリー便というと、バイク便や自転車を使った配達方法だと思う方もいるかもしれませんが実際は違います。

実はハンドキャリー便は軽貨物で荷物を輸送するのではなく、公共の乗り物を駆使して荷物を素早くお届けするというサービスです。なので基本的には小さな手に持てる大きさの荷物を運びます。

また、持てる範囲なら多少重さがある荷物でも輸送してもらえます。使用する乗り物は電車やバスはもちろん、飛行機や新幹線といった乗り物を使用するケースもあります。海外などはそうですね。

なぜ配達スタッフ自らが公共の乗り物を使ってまで配送するサービスをするのか？その必要性や利用するメリットについて紹介していきます。

短時間で確実に指定場所に荷物が届く

一番のハンドキャリー便のメリットはフットワークの軽さです。短時間で確実に指定先に荷物を輸送できます。例えば日本の沖縄から北海道に荷物を届けて欲しいといった依頼にも問題なく対応してくれます。

日本国内はもちろんですが、実はハンドキャリー便は海外であっても最短で荷物をお届けします。臨機応変に公共機関を活用するので、どうしても緊急で必要になったものを現地まで間違いなく届けます。

時に、人の命を助けるくらい重要な荷物の配送も可能なので、利用する方がいるのも事実です。

急な依頼にも対応してもらえる

ハンドキャリー便は配送スタッフがいれば(出動可能であれば)すぐに指定先へと荷物を運びます。急な依頼に柔軟に対応してくれるので重宝している方がいるのです。

例えば出張先に重要な忘れ物を届けるとか、海外で公演や学会での発表に使用する資料を追加で取り寄せるなどの時にも重宝するかもしれません。

定期的な配送への対応も可能

一般的にハンドキャリー便はその都度利用するイメージが高い配送方法ですが、実は定期的に配送が必要な場合には定期配送への対応もできます。

配送する日は決まっていないけれど、定期的に急に荷物が必要になる仕事をしている方が重宝する配送方法です。海外に留学しているお子さんに定期的に荷物を送る時にもおすすめです。

海外だと治安の問題で送った荷物が紛失するケースもあるようですが、こうした問題が起こらないのが大きなメリットです。

ハンドキャリー便は非常に便利で、お客様のニーズに一番応えてくれる配送方法です。しかしながら特別な配送方法だからこそのデメリットがあります。それが料金が高くなる点です。

なぜならば、ハンドキャリー便は配達スタッフが自ら公共の乗り物を使って配達する方法だからです。当然ですが公共の乗り物にかかった交通費や人件費も発生します。

しかし確実に相手に荷物が届く、紛失がない唯一の配送方法でもあるのです。なのでここ一番の時の緊急事態用として利用するために、頭に入れておくといいかもしれません。