軽貨物ドライバーの仕事のやりがいと課題とは

軽貨物ドライバーの仕事のやりがいと課題とは
2024.11.22配送コラム

軽貨物ドライバーの仕事のやりがいと課題とは

軽貨物ドライバーの仕事には様々なやりがいがあります。
独立の手続きも比較的容易なので、異業種から転職する方も珍しくありません。

しかし、軽貨物ドライバーの仕事には課題もあります。
工夫してうまく乗り越えながら、楽しく働いてください。

・軽貨物ドライバーの仕事のやりがい
・軽貨物ドライバーの仕事の課題

軽貨物ドライバーの仕事のやりがい

軽貨物ドライバーの仕事には主に5つのやりがいがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

働くほど収入が増える

軽貨物ドライバーの仕事は歩合制です。
働くだけ稼げるので、フルで働けば収入はかなり期待できるでしょう。

また、仕事量が景気に左右されることもありません。生活に密着したサービスなので、今後もニーズが予想されます。

人間関係のトラブルが少ない

軽貨物ドライバーは、基本的に一人で仕事します。
会社員だとチームでコミュニケーションを取りながら仕事をすすめるため、どうしてもトラブルがつきものです。しかし軽貨物ドライバーは一人仕事なので、面倒な人間関係はほとんどないでしょう。

なお、取引先やお客様と接する機会はあります。人間関係を完全にゼロにするのは難しいですが、最低限の礼儀や挨拶を忘れなければうまくやっていけるでしょう。

移動中は自由

軽貨物ドライバーは、一日の大半を運転に費やします。
車内は一人なので、ラジオを流すのも音楽を聴くのも自由です。
会社員だと仕事中に音楽を流すわけにはいかないので、一人時間を楽しめる職種といえるでしょう。

なお、お客様のところに到着したら、音量を下げるかミュートにしてください。

変化が楽しい

あちこちへ運転する軽貨物ドライバーは、知らない街へ向かうことも多いでしょう。
「あのレストランおいしそう」「新しく店がオープンしたのか」など多くの発見があると、外で働くことの楽しさを実感しそうです。

シフトが自由

軽貨物ドライバーのシフトは自分で決められます。
フルで働いて稼ぐのも良いですし、プライベートの用事がある日は休んだり、「夕方のみ」など都合に合わせて働いたりするのも自由です。

「9:00~18:00」というように勤務時間が固定されていないので、プライベートとうまく両立する方が多いです。

軽貨物ドライバーの仕事の課題

「働きやすい仕事」として注目されている軽貨物ドライバーですが、課題も残っています。
それは、慢性的な人材不足ということです。
鉄道貨物協会の発表によると、2025年度には20.8万人、2028年度には27.8万人もドライバーが不足する見込みだそうです。

運送業界・物流業界は人材不足が深刻化している一方、小口配達の荷物は増えています。運ぶ方が足りないと、お客様のライフラインにも影響しかねません。人材確保に向けて各社さまざまな取り組みをおこなっていますが、日本全体で考えるべき課題といえるでしょう。

軽貨物ドライバーの仕事のやりがいはいくつもあります。
シフトも自由で、仕事中に音楽を流せる職場なんて、軽貨物ドライバー以外にはなかなか見つからないでしょう。

しかし軽貨物業界には課題も残っています。
人材確保すべく、今後の対策が求められます。