夜間配送の仕事内容は、主に以下の通りです。
・企業への納品
・24時間営業の店舗への納品
・通販商品の配送　など

代表的なものは、飲食店への食材配送やコンビニエンスストアへの商品配送でしょう。
閉店中やお客さんが少ない時間帯に配送を指定されるため、開店前に店内での作業をスムーズにすすめられるのです。

ただ、予想外の業務が発生するケースが少なくありません。とっさの判断力が求められることもあるので、初心者ドライバーは相談相手を見つけておくと安心でしょう。

夜間配送では、日中と違う特別な対応を求められることがあります。
企業への配送・個人宅への配送について、注意点をそれぞれ見ていきましょう。

企業への配送の場合

企業へ夜間配送する場合、指定された場所に正確に荷物を置かなければなりません。企業によっては厳重なセキュリティを設けていることもあるので、配送先の方とコミュニケーションを取り、トラブルのないように尽力しましょう。

個人宅への配送の場合

頻度はあまり多くありませんが、個人宅への夜間配送も依頼されることがあります。
受取人は眠っていることが多いうえ、ご近所への配慮も欠かせません。受取人が荷物の到着を知っている場合でも、ノックや足音などあらゆる配慮をしましょう。
可能であれば置き配が可能かどうか確認しておくこともおすすめします。

夜間配送は、時間帯の特性上、いくつもの注意点があります。
就業してから「イメージと違う」とならないよう、ポイントを知っておきましょう。

体調管理を念入りにする

夜間配送は生活リズムを乱すことがあります。
慣れないうちは、「夜に起きている」というだけで眠くなるかもしれません。眠いまま運転するのは事故の元なので、日中の時間に休息を取りながら、夜にきちんとパフォーマンスできるようにしてください。

配送ルートを考えておく

夜間配送は、日中の配送に比べて道路の混雑がありません。
しかしその代わり、夜間工事など思わぬ事態に遭遇することもあるのでご注意ください。

「もしこのルートが使えなければどのルートで配送するか」を常に頭の中で組み立てて、時間を効率的に使えるようにしましょう。