軽貨物ドライバーのための健康管理術!長時間運転を乗り切るコツ

軽貨物ドライバーのための健康管理術!長時間運転を乗り切るコツ
2025.01.08配送コラム

軽貨物ドライバーのための健康管理術!長時間運転を乗り切るコツ

物流界でも利便性の良さや気軽に利用できるなどの理由で、軽貨物ドライバーへの配送の依頼が増え続けているようです。

また、配送には様々な形態の方法があり、近年では特に軽貨物の長時間配送の増加が目立っています。そこで本記事では軽貨物ドライバーの長距離運転についてのコツを紹介します。

・軽貨物ドライバーにも長時間配送が増えている現状
・軽貨物ドライバーが長時間運転を乗り切るために必要な事
・軽貨物ドライバーに重要な健康管理について

軽貨物ドライバーにも長距離配送が増えている現状

感染症が流行し始めて自宅で過ごすことが多くなった頃から、自宅にいながら必要な物資を調達する手段としてネット通販が大流行しました。その数は年々増え続けて今ではネットで購入が当たり前の時代です。

しかしその頃、増えた配送商品を配送していた大手運送会社が全力で頑張っても追いつかない状況になってしまいます。その結果として軽貨物事業者の利用が増えてきました。

軽貨物というと近所への配送といったイメージが多いかもしれませんが、実は近年では軽貨物でも長距離配送が増えてきたのです。それは軽貨物事業者が長距離配送に対応する数が増えてきたからです。

軽貨物ドライバーが長時間運転を乗り切るために必要な事

さて、軽貨物ドライバーが長距離運転をする場合は大型トラックのようにゆっくりと休めるところはありません。大型トラックのように運転席の後ろが寝床になっているわけではないからです。

それ以外にも気を付けなければならない点がいくつかあるので、項目ごとに紹介していきます。

配送距離の確認とガソリン量の管理

まずはガソリンの量がどの程度残っているのかを調べる必要があります。本来なら常に満タンにしておくのが基本ですが、一般的な軽貨物用の車両のガソリンタンクには約30リットル~40リットルです。

そして一般的に長距離は短くても約500kmを超えるのが一般的なため、まずスタート時点で満タンにしておく事が推奨されます。また、可能な限りガソリンスタンドの場所をチェックしておきます。

長時間活躍するのなら、毎回配送で利用する道路のどこにガソリンスタンドがあるかもチェックしておく必要があります。

定期的な距離を定め必ず休憩時間を設ける

長時間ドライバーとしての心得としては、一定距離を走行したら必ず一定時間の時間に休憩を挟むようにしなければいけません。こおれは軽貨物配送だからといった理由ではなく、全てのドライバーに共通しています。

例えば30km走行したら30分程度の休憩を取るとかですね。もしも高速道路を利用するのであれば、休憩ポイントとしてサービスエリアごとに休憩を取ってもいいかもしれません。

これは長距離ドライバーの危険を回避するために必要不可欠なものです。特に居眠りによる事故は重大な事故につながるので、眠気を感じたらすぐに休む事も大切です。

日をまたぐ距離の場合は1日あたりの走行距離を決める

軽貨物長距離ドライバーは、日をまたぐほどの距離を運転する機会は少ないかもしれませんが、もしも日をまたいで配送を行う場合には、1日にどの程度の距離を走行するかをしっかりと決めておく必要があります。

個人事業主だとどうしても無理をしてしまいがちですが、長く仕事を続けていくためには健康管理は非常に大切です。また、1日の走行距離を走った後の休憩ですが、車内で休憩するのが一般的です。

しかしそれでは休憩できたとは言い難いため、数日かかるほどの長距離の場合は完全に横になれる状況も設けましょう。

安全運転を心掛け自分のペースを守る

長距離ドライバーは距離が長ければ長いほど、同じ距離を帰らなくてはなりません。そのため、できるだけ早く到着したいと思うあまりに無理をして走行を続ける方も多いかも多いかもしれません。

しかし疲れた状態で運転を続ける事によって大きな事故を引き起こしたりする確率が上がります。運転は座った状態で移動しているため楽に感じるかもしれませんが、実際には同じ姿勢を続けて常に目と脳は動いています。

そのため、ちょっと気が抜けた瞬間に居眠りやよそ見などをして事故になるケースが多くなります。こうした理由から安全運転を心掛け、自分のペースを守って運転してください。

軽貨物ドライバーに重要な健康管理

サラリーマンであれば毎年同じ時期に健康診断を受けられます。しかし軽貨物の場合で個人事業の場合はつい仕事に夢中になってしまい、健康診断はおろか健康への配慮もおろそかになる方がいます。

しかし長く仕事を続けていくための健康管理には気を配る必要があるのです。まずは定期的な健康診断を受ける事をおすすめします。健康診断や人間ドックのどちらか受ける方がバラバラに検査するよりも良いです。

また、健康診断や人間ドックの頻度は年1回を推奨しています。

ここまで、軽貨物ドライバーの注意すべき点と健康管理について紹介してきました。長く仕事を続ける意思があるのであれば、本記事で紹介した事を日常に是非取り入れてください。

基本的には当たり前の事ばかりですが、少しでも事故や病気などをしないでお仕事を続ける助けになるなら幸いです。