今や誰もが一度は必ずといっていいほど利用しているのが定期便です。例えば使っているコスメが定期的に届くといった購入方法を利用した事はありませんか？実はそれが定期便の一種でもあるのです。

もちろんコンビニエンスストアに食品を届けたり、書籍を届けたりするのも定期便に入ります。定期銀はルート配送などともいわれますが、決まった日にちに荷物をお届けするのをルート配送や定期便と言うのです。

この定期便を利用している商品の販売会社も増加したため、今では定期便を配送してくれるドライバーが少ないのが現状です。そしてそれを助けているのが軽貨物なのです。

軽貨物も大手運送会社同様に、通常配送・スポット便・長距離便・定期便など柔軟な配送サービスを行っているのです。

軽貨物ドライバーにとって、定期便受注は非常にメリットが高い仕事です。なぜなら毎月一定数の仕事が決まっている状態なため、収入の安定化が期待できるからです。

また、定期便は一定地区で固まって配送ができるため、1件だけではなく複数の定期便の依頼が入る事もあります。つまり一定地域の定期便の数が増えればそれだけ安定した仕事の確保が可能です。

当然ですが、収入も増えるので安定した収入と仕事の両方を獲得できるメリットの高い配送サービスです。

軽貨物ドライバーが定期便を獲得したいと思うのならば、普段の仕事の丁寧さが非常に重要です。どんな仕事であっても丁寧にしていれば、荷主からの信頼を得られて定期便受注の確率は上がります。

多くの荷主が思う理想的なドライバーは、配送品質が高いドライバーです。もし自分が荷物を運んでもらうなら、どんなドライバーに運んでもらいたいかを考えて仕事をすればいいだけです。

荷物に傷をつけないようにする、時間は厳守する、明るく挨拶ができるなどがありますが、特に荷物に傷をつけないようにするというのと時間厳守というのは特に重要です。

配送品質を上げるためには何が必要でしょうか。初めて運送をする方にはちょっと想像できないかもしれませんね。第一に荒い運転をすると荷物を傷つけますし、交差点を曲がる時やブレーキとスタートも然り。

なぜならば遠心力や重力がかかるため、中に入っている荷物が動いて傷ついてしまうのです。最初の内は壁に当たっても箱が傷つかないようにシートを使うのがおすすめです。

いわゆるプチプチのようなシートを取り付けるなどですね。また、カーブを曲がる時には手前で充分にブレーキをかけてからコーナーに入りましょう。遠心力や重力から荷物を守れます。

例えば書籍などを重ねて配送した場合、急ブレーキをしてスタートすると荷物は全て荷崩れを起こします。こうした荷物の種類ごとに丁寧に扱えば、自然と配送品質はあがります。

まずは可能な限りスムーズに配送できるように、お客様の荷物や指定時間などをチェックします。そこだけは時間厳守なので荷物も出しやすい位置に置きます。

荷物をお届けする際にはハキハキとした言葉遣いでしっかり挨拶をします。個人宅であれば「お荷物お届けに参りました」や「お荷物です」などがいいかもしれません。

もし企業や商店であっても同様に、大きな声でハキハキと「お世話になってます。荷物です。」や「おはようございます。荷物です。」などもいいかもしれませんね。

ハキハキと話す方にはお店の方には好印象を与えます。そして荷物に傷がつかないよう丁寧に扱って配送をすれば、定期便の配送品質が向上していきます。